家電レビュー

節約家の強い味方! 2万円のセカンド冷凍庫を買ってQOL爆上がり

コメリでハイアールの冷凍庫「JF-NC100A」を購入しました

先日旅行中に時間が空き、ふらっとホームセンターのコメリに入りました。店内を回っていたら冷凍庫が19,800円で売っていたのです。

こんなに安いならセカンド冷凍庫として家にお迎えするのもアリなのでは……? とふと思い立ち、日々の冷蔵庫と食材の利用状況を踏まえたうえで購入することになりました。3カ月ほど使い、買って良かったーーー! と大満足中なので紹介したいと思います。

我が家の冷蔵庫は、結婚して家族が2人になった今も、私が1人暮らしをしていたときのものを使用中。容量は150Lなので2人暮らしでも小さすぎはしないのですが、自炊中心の生活なのと、ぬか漬けやキムチ、塩麹、醤油麹などの手作りにハマっていることもあり常にギリギリな状態です。

2DKの家に圧迫感なく設置

購入したのは、ハイアールの「JF-NC100A」。容量100Lで上開きタイプ、直冷式なので霜取りが必要なモデルです。冷凍庫は上開きで直冷式だと価格が安くなり、前開きや霜取り不要のファン式の方が価格が高くなる傾向があります。

上開きは取り出しにくいかと思いましたが、前開きより冷えやすいというメリットがあります。キャスター付きなので移動も楽々できそうです。

サイズは545×490×870mm(幅×奥行き×高さ)で、圧迫感もありません。高さがないので一時的に物を置くこともできて便利。セカンド冷凍庫の購入で懸念されるのがスペースの問題だと思いますが、2DKの我が家でもすっぽり収まりました。というか、購入してからのQOLが爆上がりで、このくらいのスペースはくれてやらぁ、という気持ちです。

圧迫感あるかな? と思ったけど問題ありませんでした。写真はキャスター装着前

機能面は、7段階の温度調節とは別に、急冷凍モードも備えています。温度調節ダイヤルは数字が大きくなるにつれて強冷になり、通常は「4」での使用を推奨。

自動霜取りは非搭載。定期的に霜取りが必要になるので、下部に水抜き栓があります。

7段階の温度調節とは別に、急冷凍モードもあります
霜取り用の水抜き栓
上から見るとほぼ正方形
ちょっと物を一時的に置くのに良い高さです
ドアはしっかりしていますが重すぎず開けやすいです

容量100Lってどのぐらい入るの? と気になりますよね。生活感丸出しですが、我が家がセカンド冷凍庫にストックしている量はこんな感じです。冷凍野菜、魚、大量の肉などが余裕で入りました。

上開き式は底に沈んだ食品を取り出しにくいイメージですが、私はそこまで苦に感じずに使えています。底部には段差があるため、奥底に埋まりにくい仕様になっていました。バスケットもあるので、細々したものは簡単に取り出せます。

今まではかさばるので購入をためらっていた冷凍野菜も、どしどし買って冷凍できます。昨今の物価高で冷凍野菜の方が、生の野菜を買うより安い場合も多く、何よりカット済みなのでそのまま調理できるのが嬉しい! 働く主婦の強い味方です。

食品を収納したところ
バスケットがあるので細々した物も見つけやすい
底部は段差があります
段差部分の高さは180mm
冷凍野菜と魚
大量の肉たち
バスケットに入れていた小さなものたち

セカンド冷凍庫を導入したら料理が楽に

そして、調理済みの食品も冷凍ストックできるようになったので、食生活にも変化がありました。今までは仕事から帰ってくるときに、お腹が空いて帰り道にうっかり外食なんてことも。

ですがセカンド冷凍庫に調理済みの料理をストックするようになってからは、家にごはんあるし~と思ってまっすぐ帰宅することが増えました。ストックするのは炊き込みご飯のおにぎりなど簡単なものが多いですが、大量に作ってもそこまでかさばらないのでいい感じです。

今は舞茸とコーンの炊き込みご飯と、鮭ゴマとろろ昆布のおにぎりを冷凍中。電子レンジで温めてすぐに食べられます

ほかにもカレーやミートソースを作り置きしてまとめて冷凍。カレーは温めてご飯にかければすぐ食べられるし、ミートソースはスパゲッティはもちろん、ラザニア、グラタンなど応用が効きます。ラザニアなんていちからミートソース作ってたら大変ですけど、冷凍しておけば手間を大幅に減らせます。

夜、仕事からクタクタになって帰ってきて「もう今日は何も……作れない……」という日もありますが、そんな時のためにパッと食べられる物も作り置きして冷凍しておけるようになったのはかなり便利です。

ミートソースを作り置き
袋に分けて冷凍

まとめ買いできて買い物に行く回数が減りました

冷凍庫の容量が増えると一度に買い物できる量も増えます。これまで都度買い物に行って食材を使い切ってましたが、疲れてる時に買い物に行くのは地味にストレス。

買い物も冷蔵庫に今何があったっけ? と考えながら買うので、その「選択」をする行為がまた疲れるんですよね。大体仕事帰りに買い物して帰るんですが疲れた身体にムチ打って買い物して帰り、お腹が空いたまま料理をする……なかなか大変です。

それがセカンド冷凍庫の導入で、まとめ買いができるようになり大きな変化となりました。買い物の回数が減らせるだけで、こんなに負担が減るのかとセカンド冷凍庫さまさまです。

疲れて帰っても、簡単に料理ができるという心理的負担が軽減されたことによりお惣菜を買ったり外食したりすることが減り、QOLは爆上がり。日々つけている家計簿を見てみても、食費は2割ほど減らせています。

キッチンの向かい側に置いています

ちなみに霜取りは必須のモデルなので、霜が1cmほどついたら付属のヘラで霜取りをする必要があります。霜取り中は食品をすべて取り出す必要があるので、その間は食材を普段使っている冷蔵庫の冷凍室に入れるようにしています。

入り切らない分は新聞紙などで包んで、できるだけ温度の低いところに置くよう説明書に書かれていました。霜取りのタイミングで冷凍庫内の食品をできるだけ使っておくと楽になります。

霜取りが面倒、という人には値段は多少高くなりますが霜取り不要のファン式の方が良さそうです。私は今のところ苦に感じずにできており、2万円以下でセカンド冷凍庫を手に入れ、それによって食生活を変えられたことに大きなメリットを感じています。

購入したJF-NC100Aは、各オンラインショップで見ると3万円近くするので、コメリで19,800円で買えたのはかなりお得だったようです。自炊派の我が家には欠かせない存在となったので、これからもたくさんお世話になろうと思います。

琴音

シャンソン、JAZZなどをメインに歌うボーカリスト。たまにアルトサックスも吹きます。1986年10月10日生まれ。趣味・特技は、ライブなどで訪れた日本各地の美味しい食べ物を探すこと。思い立ってふらっと一人旅をすることもしばしば。ブログはhttp://ameblo.jp/singersax-kotone/