家電製品レビュー
焼きおにぎりや鯛焼きも! BRUNOのホットサンドメーカーは楽しく美味しく作れる
2021年1月15日 08:00
普段から自炊メインの生活をしているのですが、ステイホームが続く中そろそろ自分のごはんにも飽きてきました。特に朝食はメニューが偏りがちで、毎朝何を食べようか考えるのも面倒になってきます。
そこで使ってみたのが、今回レビューするBRUNO(ブルーノ)の「ホットサンドメーカー」。以前、直火タイプのホットサンドメーカーを使ったことがあるのですが、火加減が難しくよく焦がしてしまいました。しかし、BRUNOは電動タイプで10分のタイマー付きなので火加減調節をする必要がありません。見た目がかわいいだけでなく、機能面も優れているのです!! 昨年末にe-bike Watchの試乗会イベントで参加者にホットサンドをふるまいましたが、非常に好評でした。ホットサンドメーカーを初めて体験する参加者もみんな上手に焼けていました。
タイマーで時間を調節できるので、ホットサンド以外の調理に使えるのも特徴。今回はオプションプレートを使って、焼きおにぎりや鯛焼きにも挑戦したのでレポートしていきます!
メーカー名 | イデアインターナショナル |
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製品名 | BRUNO ホットサンドメーカーシングル |
価格 | 6,600円 |
標準付属のプレートは両面に網目状の焼き目が付く仕様。取り外して洗えるので衛生的なほか、油を使った調理も気にせずできちゃいます。
今回は1食分が作れるシングルタイプを使いましたが、一度に2食分作れるダブルタイプも販売されています。
大きめのプレートなので耳まで焼ける!
まずは、レシピブックで推奨されている角型食パンの8枚切りを使って、ホットサンドを作りました。具は板チョコとクリームチーズです。調理時間は、レシピブックに予熱2分、パンと具材を入れて3分と書かれていましたが、焼き目がイマイチだったので、今回は予熱2分、食材を入れて4分に設定。冬は食パンの温度が低いので、季節によって焼き時間を調整すると良いと思います。設定時間になるとチーンとかわいい音でお知らせしてくれました。
手前のほうが少し火力が強めでしたが、全体的に耳までしっかり焼けました。食パンはスーパーやコンビニで買えるものを使い、プレートにぴったり収まりプレスしやすかったです。味は完璧で、ほどよく溶けたクリームチーズとチョコの組み合わせがたまりません。
続いては、我が家の余り物のトマトチキン煮込みと、冷凍食パンを自然解凍したものでトライ。この食パンは山型食パンを自分でカットしたものです。
冷凍食パンは冷凍したままだと固くてプレスできないので、自然解凍してからホットサンドメーカーに入れました。こちらも予熱2分、食材を入れて4分調理。山型食パンは少し無理やりプレスしましたが、焼けないことはありません。
こちらも味は抜群で、余り物の具材と食パンだとは思えないほどの完成度。表面はカリッと、中はアツアツで、寒い冬に最適な朝食です。
ホットサンド以外のメニューにもチャレンジ
グリル野菜
そして、このBRUNOのホットサンドメーカーはグリル野菜も作れます。プレートはテフロン加工なので、油あり・なしどちらの調理も可能です。
今回は、ナス・パプリカ・カボチャをタイマーで8分焼きました。タイマーが10分まで設定でき、一度に両面焼けるのでパン以外のものを焼く時もしっかり対応できます。
オプションのおさかなプレートで見た目もかわいく、作って楽しい! 美味しい!!
別売りのオプションプレートも用意されていて、「おさかなプレート」や「ミニタルトプレート」などがあります(価格はいずれも1,650円)。今回はおさかなプレートを使って、アレンジメニューをいろいろ作ってみました。
鯛焼き
まずはホットケーキの生地とゆであずき缶で、鯛焼き作りに挑戦です。
2分予熱をしたら生地→ゆであずきの順に入れ、その上にまた生地を少し塗ります。最初は生地を入れすぎてボリュームたっぷりになってしまいましたが、何度か作るうちにコツが掴め、生地は気持ち少なめにするとキレイに仕上がることがわかりました。
中の具はあずき以外に、チョコやりんごの水煮などを入れても美味しかったです。
お好み焼き
生地を作る系なら、お好み焼きもイケル? と考えて、お好み焼きにもトライ。焼き時間は7分ほど。
豚ひき肉を湯通ししてから生地に混ぜて焼いたら、お肉が生焼けということもなく上手に焼けました。キャベツも千切りより、四角く切ったほうが焼きやすいです。
お好み焼き生地を、付属のホットサンド用プレートでも焼いてみました。こちらは焼き時間8分でちょうど良かったです。
ホットサンドメーカーでのお好み焼きは、火加減が一定していてタイマーをかけられるので、いちいちチェックしなくていいのが超楽ちん。
思いつきで試してみたお好み焼きですが、意外にもこれがかなりヒット。フライパンやホットプレートで焼くときは焼き加減の確認が難しいのですが、こちらなら両面プレートで上下から加熱され、真ん中が生焼けということがないのがとても良かったです。
入れる具や焼き方を、楽しく考えながら作れる
ほったらかし調理ができてめちゃくちゃ便利なのですが、サイドのプレート部分がむき出しのまま加熱されるので、小さなお子さんのいるご家庭などでは注意が必要です。
しかし、このBRUNOのホットサンドメーカーに関しては、ホットサンド以外の料理にも多種多様に使えるので、筆者のホットサンドメーカーの概念をいい意味で覆してくれました。ほったらかし調理のできる上下加熱式ホットプレートという感覚で使えます。いろいろな具を入れるのも楽しいし、他にどんな使い方ができるか考えるのも楽しいです。
ホットサンドメーカーは、機種によってはプレートが取り外せないものやタイマー設定ができないものもあるので、プレートを外して洗えたり、タイマーで自分好みに焼き時間を調整できるのはやはり大きなメリットですね。
残り物を具にするなど、リメイクにも適しているので何日か同じおかずが続いてしまった時も心強い味方です。これからもいろいろな具を入れてみて、さらなるメニュー開発をしたいと思います!