家電製品レビュー
ボッシュのペン型コードレスグルーガン&グルーペンが便利で楽しい♪ DIYやデコがいつでもどこでも!!
2019年4月19日 06:00
約15秒で使えるコードレスグルーガン、ボッシュ「GluePen」
購入して以来、なんだかんだでチョイチョイ役立ちまくりのツールといえば、ボッシュのコードレスグルーガン「GluePen(グルーペン)」です。「ホットガン」とか「ホットメルト」などと呼ばれている、ホットメルト接着剤(ホットボンドとも呼ばれる)を使うための道具ですね。
ホビーやDIYなど幅広く使われているグルーガンの類。熱で溶かしたホットメルト接着剤を対象にトロリと塗り、接着したいものを押し当てると、数分でしっかり接着されます。手軽に扱えて便利ですよね。
グルーガンを使うには電気が必要ですが、その多くはコンセントにつないで使うタイプだと思います。なので、使える場所はコンセントがある場所に限られます。
一方、ボッシュのGluePenは充電式。なのでコンセントがない場所でも使えます。コードレスというわけですが、まずこの「どこでも使える」という点が非常に便利です。
使える時間が30分って、ちょっと短くない? とか一瞬思うわけですが、まあ、長時間使う場合はコンセント接続式のものを使うということで。長時間連続使用にはあまり向かないGluePenですが、「いつでもどこでも場所を問わず使える」のは大きな実用性です。マジ便利!
それともうひとつ、「即使える」というのもGluePenの強みです。赤い電源ボタンを長押しすると電源オンで、そこから約15秒で使えるようになります。電源オンから数分待たないと使用可能にならないグルーガンが多いなか、約15秒というのはかなりの早さ。実際、電源オンにして「どのあたりにホットメルト接着剤を塗ろうかな」と考えていると使用可能状態になりますので、加熱のために待たされるという感覚はほとんどありません。
あと、このGluePenは作業性もかなりイイ感じです。というのは、ペンのように握って、わりと繊細に扱えるから。ノズルの穴も一般的なグルーガンより少し小さいので、ホットメルト接着剤が細め少なめで吐出されます。こんなところも繊細な作業によく向くと感じます。
まあ、繊細に使えるのがいいかどうかは、用途次第ではあります。筆者の場合、ホットメルト接着剤を「短時間で接着できるし、よく着く接着剤」という感覚で使い、接着する対象は小物が多いです。なので、GluePenくらいの接着剤吐出量がちょうどいいかな、と。
それから、筆者の場合はグルーガン使用頻度が高くなかったりします。月に1度使うかな……程度。まあ多用するときは多々使いますが、グルーガン必須の趣味や仕事があるわけでもないので、たまに使う程度って感じ。そういうライトユーザーに、このGluePenはよく向くとも思います。
たとえば普通のグルーガンだと、「使おうかな」と思うと同時に「コンセントがないから延長コードを」とか「加熱に多少時間かかるんだっけ」とか「アレってコードのよじれで本体倒れたりするんだよな」みたいなネガティブな要素も思い出して、なんか使うのが面倒になりがち。ライトユーザーにとっては気軽さに欠ける気がします。
でもGluePenの場合、「あっ、ココをホットメルト接着剤でくっつけたい」と思ったら、迷わず使える感覚がイイ!! コードレスだから場所を問わないし、約15秒で加熱完了だから待ち時間もほぼなし。本体は自立はしませんが、横置きにできます。
そんなふうに、非常に気軽&手軽に使えるので、とても身近な道具になります。
てな感じのGluePen。ひとつ持っていると、きっと役立つ接着ツールですので、興味のある方はぜひチェックしてみてください♪
もっとペン的に使える「GLUEY(グルーイ)」が楽しい!
2019年に入って、GluePenにちょっと似た製品も新登場しました。ボッシュのコードレスグルーペン「GLUEY(グルーイ)」です。前出のGluePenよりさらに細身で、ペンのように握って使えます。
GLUEYは、前出のGluePenのペン型バージョンって感じですが、ホットメルト接着剤がより身近になる要素をいくつか持っています。たとえば電源が単3形電池(ニッケル水素電池推奨)であること。身近な電池ですし、予備電池があれば長時間の使用も現実的です。ちなみに、GLUEYパッケージには充電式単3形電池×2本と充電器が付属しています。
それから、GLUEYはもちろんDIYなどの接着用途にも使えますが、デコレーションアート(いわゆる「デコ」)用途も想定されています。色付きホットメルト接着剤で遊んじゃおう! みたいな感じ。
といった感じで、いろいろ遊べそう。デコレーションアート用途の作例をGLUEY特設サイトで見ることができます。
筆者も実際にGLUEYを使ってみました。グルーガンはたまにチョイ使いする程度の筆者としては、GLUEY用のホットメルト接着剤が「長さ2cm」という点が好印象です。2cmあれば筆者の用途には事足りますし、接着対象に合わせて色をチェンジできるのも実用的。
本体が細身で握りやすいのもイイ感じです。ホットメルト接着剤が吐出される穴は約1mm(前出のGluePenと同じ)。握りやすく、繊細な作業にも好適だと思います。
電池式という点もいいですね。入手性の良い電池ですし、予備電池を用意しておけるのはけっこうな強みです。
そんな雰囲気で、GLUEYによりグルーガンがさらに身近になりました。興味のある方は、このGLUEYもぜひ吟味してみてください。