片付け過ぎない片付け術
【片付け過ぎない片付け術50】省スペース&動線に合った「分別ゴミ入れ」
2017年 8月 17日 06:30
限りあるキッチンのスペースへ、大きな「分別ゴミ箱」を置くと、キッチンが狭くなってしまうというお悩みをよく聞きます。今回は、省スペースで家事動線に合った「分別ゴミ入れ」のアイデアを3つご紹介しましょう。キッチンで邪魔にならず、見た目がスマートで、分別やゴミ出しがしやすい工夫をお伝えします。ご家庭に合ったやり方を試したり、アレンジしたりして、お気に入りの方法を見付けてみてくださいね。
「省スペース化」と「家事動線」の両立で、ゴミ箱スッキリ
ビン、缶、ペットボトル、不燃ゴミなどの「分別ゴミ箱」は、「キッチンでかさばってスペースを取ることが多い」「ゴミ箱がキッチンの景観を損ねる」など、お悩みの多い場所ですね。こんな場合は、ゴミ入れを見えないところに設置する、「ゴミ箱」以外の容器を使う、キッチン以外の場所に設置するといったアイデアで、スッキリ見せたり、省スペース化することが可能です。さらに、家事動線を意識することで、ゴミの分別が楽になったり、ゴミ出しを家族にしてもらいやすくなることも。分別ゴミ箱でお悩みなら、1度そんな視点で見直してみませんか。
「シンク下の箱」なら「見えない」「最短動線でポイ」
キッチンのシンク下へ、箱やファイルケースなどを入れれば、ゴミ箱が見えないのでスッキリします。ビン、缶、ペットボトルなどをシンクで洗って乾かし、すぐにポイできるため、子どもやパパもお手伝いしやすくなりますよ。シンク下にたくさんのスペースがない場合は、例えばペットボトルが1番多くゴミとして出るなら、ペットボトル入れだけでもシンク下へ設置するなど、家庭の状況に合わせて工夫してみましょう。お片付けサポートのお客さまも、この方法でペットボトルがキッチンから見えなくなり、ご家族にも協力してもらいやすくなりました。
「エコバッグ」を「壁掛け」して、おしゃれにスッキリ
おしゃれなエコバッグを、壁やシンク前、冷蔵庫脇などへに掛けて分別ゴミ入れにすれば、見た目スッキリ、省スペースにまとまります。ワンアクションでポイと捨てられるので、小さな子どもでも楽にゴミ捨てができますね。バッグを色違いで揃えて「ビン」「缶」「ペットボトル」などに分け、並べて壁掛けすると、ビジュアルもきれいで、分別もしやすくて一石二鳥です。バッグの中へビニール袋をセットすれば、バッグの水濡れや汚れも防げますよ。
「玄関」に設置すれば、「朝のゴミ出し」がラク
玄関へボックスを置いて分別ゴミ入れにすれば、朝出掛けるときに「ついでのゴミ出し」が楽チンです。袋もセットしておくと、取り出して結ぶだけでゴミ出しができますね。下駄箱に入れればスッキリしますが、入らない場合はスリムなファイルケースや、かわいいカゴを使ったり、布を掛けて目隠しをしたり、先ほどのエコバッグの例のように玄関の壁へ掛けてゴミ入れにしてもいいですね。我が家は下駄箱の上段に有害・不燃ゴミを、下段に古新聞などの古紙を集めています。収集日が同じなので、夫が出勤時に自分でまとめて捨てに行っていますよ。
まとめ
「お兄ちゃんが飲むペットボトルが多い」「新聞を取っていないから古紙は少ない」など、家庭によってゴミが出る理由、ゴミの種類や量もさまざまですね。ゴミ箱で困っているなら「なぜ困っているのか」「原因がどこにあるのか」を探ってみましょう。「スペースを取るのがイヤ」「ゴミが目につくのがイヤ」「家族が捨てないのがイヤ」など、ゴミを出すまでの過程で「モヤモヤ」することがあれば、そこを解決することで、快適に暮らせるようになりますよ。