料理男子TAKAの”この家電ならこのレシピ”
第4回
ナンも手作り! 初夏にぴったりなバターチキンカレー ~象印「煮こみ自慢」
2019年5月16日 06:00
初代モデルから愛用している象印マホービンの自動圧力IHなべ「煮込み自慢」、今回は子供から大人までどんな人にもおすすめできる絶品のバターチキンカレーのレシピをご紹介します。
玉ねぎやショウガ、ニンニク、カレー粉、トマトの水煮缶、ヨーグルトや牛乳、バターなど家庭に常備してあるような食材以外に用意するのは、辛みと香りのスパイス「ガラムマサラ」くらいなので、作りやすいのもおすすめの理由です。
鶏もも肉に下味をつけてよくもみ込み、20~30分置いたら、あとは煮込み自慢にまかせればOK。この下ごしらえは前日の夜のうちにしておいても大丈夫です。
最後に牛乳とバターを加えればお店で食べるようなバターチキンカレーの出来上がり。トマトと牛乳の水分だけで、水を一滴も使わずに作るから味がしっかりしていて本当にうまい。すっかり初夏の陽気になったこれからの季節にぴったりだと思います。
今回はせっかくなので、第1回に登場した東芝のオーブンレンジ「石窯ドーム」を使ったナンも併せて紹介します。チーズを包み込んで焼くチーズナンもなかなかのもの。
そして、もしも残ったらカレーうどんをぜひ。バターチキンカレーが完成された味なので、冷凍うどんを入れて仕上げにネギをのせるだけでまろやかなカレーうどんが出来上がります。
使った家電 | 象印マホービン |
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自動圧力IHなべ「煮こみ自慢EL- MB30」 | |
おすすめレシピ | バターチキンカレー(レシピブックP.28) |
材料/4人分
・鶏もも肉:2枚(500g)
【A】
・玉ねぎ:1/2個(100g)
・プレーンヨーグルト:200g
・ショウガ(すりおろし):1片(10g)
・ニンニク(すりおろし):2片(20g)
・カレー粉:大さじ4
・塩:小さじ2/3
・ガラムマサラ:小さじ1/2
【B】
・バター:30g
・トマト(水煮):400g
・鶏がらスープの素:大さじ1
・牛乳:120ml
・バター:30g
・塩:適量
作り方
<下ごしらえ>
・鶏もも肉は食べやすい大きさに切ってビニール袋に入れ、Aを加えてよくもんで20〜30分おく
<煮込む>
・なべに下ごしらえ済みの鶏肉とBを入れ、よく混ぜて本体にセットする
・自動キーを押し「無水調理」を選ぶ
・「←」「→」キーで「メニュー番号62」を選び、「スタート/再加熱キー」を押す
※調理時間の目安:沸かし約25分+調理約20分=約45分
<仕上げ>
・終了のメロディが鳴ったら、牛乳とバターを入れて混ぜ、外ぶたを閉める
・「←」「→」キーで「10分」に設定し、「スタート/再加熱キー」を押す
・終了のメロディが鳴ったら塩で味を調え、器に盛りつける
※バターに塩気があるので塩は少なめにして、味をみて調整するといい
※一晩寝かすと香りが飛びやすいので、翌日に食べる時には温め直しの際のガラムマサラを加えるといい
TAKA流アレンジレシピ【1】
バターチキンカレーと合わせたい「手づくりのナン」
バターチキンカレーにぜひ合わせてほしいのがナンです。
発酵時間も短く、室温で約30分~1時間発酵させたら、2等分して15分休ませるだけでOKと、パンに比べて手間要らず。気温が低い季節にはオーブンの発酵機能を使って40℃で45分発酵させるとちょうどよくできました。焼き上げの時間も300℃で6分程度と短いのがいいですね。
まず、ボウルにふるった強力粉150g、ドライイースト2g、砂糖10g、塩3g、牛乳80cc、水25ccを加えて5~10分こねてから丸め、サラダ油を塗ったボウルに入れてラップをして室温で発酵させます。
生地がやわらかめなので、手にサラダオイルを薄く塗ってからこねると扱いやすいです。※気温が低い季節にはオーブンの発酵機能を使って40℃・45分で発酵させましょう。
ナンのアレンジとしては、同じ生地を丸く伸ばして真ん中にシュレッドチーズをのせ、周囲の生地を中心部に折りたたんで包み込んでから、普通のナンと同じようにこんがりと焦げ目がつくまで焼いてつくる「チーズ入りナン」もうまいです。
粗熱が取れたら、8等分してください。このままでも美味しいですが、ハチミツかメープルシロップをかけるのがおすすめです。