走るライター南井正弘のコレはホントにスグレモノ!

ナイキのズーム ライバル フライで走ってみた お手頃価格ながらペース速めでも◎

実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド!
ナイキ ズーム ライバル フライ 4

「ナイキ ズーム ライバル フライ 4」(ZOOM RIVAL FLY 4)は、リーズナブルな価格ながらAir Zoomユニットとミッドソールの柔軟なクシュロン 3.0フォームにより、弾むような履き心地とレース仕様のスピードを実現。中級レベル以上のランナーの日々のトレーニングから、レースデイまで様々なレベル、シーンに対応する汎用性に優れた1足だ。

ミッドソールには柔軟なクシュロン 3.0フォームを採用し、前足部に内蔵されたAir Zoomユニットが、弾むような蹴り出しと安定した反発性を実現する

そのリーズナブルな価格設定により、部活動の学生にも高い支持を受けていた「ナイキ ズーム ライバル フライ」シリーズ。今回紹介するのは、2024年にリリースされた第4弾モデル。

上位機種の「ヴェイパーフライ」シリーズや「ズームフライ」シリーズに連動したスタイリッシュなデザインを採用したこともあって、良好なセールスを記録してきた。前足部のAir Zoomユニットとクシュロン 3.0フォーム、中足部に合成樹脂パーツを採用したことで、オンロードではスピードを保ちやすく、長距離ランでもフレッシュな履き心地をキープしてくれる。

まず足を入れるとラスト(木型)は細身の感じだが、窮屈さはなく、心地よくピッタリとフィットする感覚。

クシュロン 3.0フォームのミッドソールは、立っている状態では柔軟だが、グラつくことはない。また、走り始めると同じナイキのズームXフォーム搭載のシューズのような衝撃吸収性や反発性はなく、自分の脚力で進むことが必要。だが、一般的なランニングシューズと比較すると弾むような感覚はあり、効率良くペースアップしやすく、速めのペースを維持できる。

軽量で通気性に優れたメッシュアッパーを採用

このシューズで日々の練習からレースまで対応することも可能だが、毎日のトレーニングをこのシューズで行ない、ズームフライやヴェイパーフライ、アルファフライといった上位モデルで本番のレースに臨めば、練習時よりも容易に高速走行を実現できるだろう。

最近は速めのペースに対応するシューズの価格帯が高くなっているだけに、このナイキ ズーム ライバル フライ 4のような1万円前後で購入できるシューズの存在意義は大きい。

アスファルトやコンクリートといった舗装路だけでなく、土や芝といったオフロードでも高いグリップ性を発揮する、ワッフルパターンのアウトソール。中足部にはプラスチックのパーツを配し、反発力と安定性をみせてくれる
南井 正弘

フリーライター、『ランナーズパルス』編集長。1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に『人は何歳まで走れるのか?』『スニーカースタイル』『NIKE AIR BOOK』などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間50分50秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。