走るライター南井正弘のコレはホントにスグレモノ!

ファーウェイのスマートウォッチが、普段使いからランやゴルフまで活躍!

実際に履いて使って走ってから書く、ライターの南井正弘が「コレはホントにスグレモノ!」と太鼓判を押すスポーツアイテムを、毎週レコメンド!
HUAWEI WATCH GT5

HUAWEI(ファーウェイ)と聞いて、「中国の通信機器ブランドでしょ?」と答えられる日本人は一昔前より増えた。その多くの人々にとって、スマートフォンのイメージが強いかもしれないが、最近急速にシェアを拡大しているのが、スマートウォッチだ。

特にHUAWEI WATCH GTシリーズは、ドレッシーで高級感のある筐体に、ライフスタイルシーンからランニング、ゴルフを始めとした様々なアクティビティに対応する多機能性を備えている。

そんな人気シリーズの最新作が「HUAWEI WATCH GT5」。ビジネスシーンにもマッチする高級感のあるデザインと質感に、様々なアクティビティに対応する多機能を組み合わせている。

SNSの通知や心拍、血中酸素測定といった日常生活に関連する機能はもちろん、ランニング、ウォーキング、サイクリングからゴルフ、スノーボード、水泳まで、様々なアクティビティに対応。1.43インチAMOLEDディスプレイは、視認性がとても高く、通常使用なら14日と、長寿命なのも大きな魅力だ。また、HUAWEI Healthのアプリと連携させることで、楽しみながら健康管理もできる。

1.43インチAMOLEDディスプレイは、視認性がとても優れており目に優しい
ゴルフモードでは、日本全国の2,300以上のコースに対応している
HUAWEI Healthのアプリを活用することで、ランニングデータを分析したり、健康管理ができる

筆者は、前作の「HUAWEI WATCH GT4」も持っており、ランニング、ゴルフシーンで使用し、その優秀性をすでに体感している。だが後継モデルとなる「HUAWEI WATCH GT5」は、基本性能を継承しつつ、細部をアップデート。

前モデルでは合成樹脂製のベルトを使っていて、どちらかというとスポーティな雰囲気であったが、最新モデルは、ブラウンレザー(合成皮革)ベルト付属のタイプを選んだため、かなり落ち着いた雰囲気。スーツスタイルなどのビジネスシーンにもマッチするはずで、最初に代々木公園を走ったときは、一緒にいたランナーから「その時計、GPS機能あるんですか?」と不思議そうに思われたほど。

ランニング時はメニュー画面から項目をセレクトし、あっという間に準備OK。他のGPS機能搭載ウォッチよりも操作はイージーかも。見た目よりも軽い48g(ベルト含まず)という重量は、ランニング時に気にならないレベルだ。これならレース時や、フルマラソンを3時間切りで走るようなシリアスランナーでなければ、専用のランニングウォッチを別に買う必要はないと思う。3万6,080円という買いやすい価格も魅力で、「HUAWEI WATCH GT5」は、日々の走りを快適にしてくれる存在だ。

脂肪燃焼ランなど、ダイエットに効果的なプログラムを提案してくれるのも、ランニング初心者には嬉しいはずだ
南井 正弘

フリーライター、『ランナーズパルス』編集長。1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書に『人は何歳まで走れるのか?』『スニーカースタイル』『NIKE AIR BOOK』などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間50分50秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。