ぷーこの家電日記
第629回

水分補給だけじゃ足りない。アイススラリーで体を冷やす!
2026年7月31日 07:04
非常に暑い。暑すぎる! 少し外出するだけでヘトヘト。強靭な胃腸を持っているのか夏バテとは無縁だけど、気持ちの方がバテそうだ。そんな暑さの中でも、趣味の家庭菜園はどうしても楽しみたい私。もともと週末は目覚まし時計もかけず、二度寝三度寝を繰り返して昼近くまでゴロゴロし、そしてのっそり起きだして畑に向かう。いつもそんな感じなんだけど、さすがにこの暑さの中、真昼に外出するのは危険すぎる。なので早起きして畑に行く生活になんとかシフトした。
そして睡眠不足は熱中症のリスクをものっすごく上げるので、夜更かしも厳禁。平日は出勤時間以外はエアコンの効いた部屋にいるので、いくら暑熱順化対応をしていても急な暑さに耐えられる自信はないので、熱中症対策は念には念を入れて、過剰すぎても足りないくらいという自覚を持って対策し、夏を楽しまなければいけないという自覚はある。
今年の熱中症による救急搬送は過去1番多いとも聞く。きっと熱中症になった人も対策はしていただろうし、搬送された人も重度の熱中症になった人も、初めての経験だという人の方が多いだろう。去年までの自分と今年の自分は違うし、去年までの暑さと今年の暑さは違うのだ。過去の経験は時に自分の判断を鈍らせる。なので、初めて体感する暑さという気持ちでしっかり対策したい。
朝早くに家を出てもすでにかなり暑い。水分補給は十分に。私は2Lの水筒に麦茶を、500mlの水筒にアミノ酸ドリンクを入れて、畑に持って行っている。30分に1回くらいエアコンが効いた車の中で休憩をするのだけど、その時の麦茶の美味しさといったらたまらない! うすうす気づいていた。本当に暑い時はビールよりも麦茶の方が断然美味しいということに。でも酒飲みとしては認めたくなかった(笑)。夏はビールと思っていたけれど、実際気温が35℃を超えるとビールの売れ行きは下がるらしいので、暑い時は麦茶が最強なのだ。
そこに時々アミノ酸ドリンクを飲むのが幸せ。激しい運動時にアミノ酸を摂取するのは筋肉の保護やエネルギーの維持に有効だというけれど、何より味が非常に美味しい。普通のスポーツドリンクも美味しいけれど、粉末を溶かして飲むタイプのアミノ酸ドリンク「TARZA」が、疲れた体に甘みが染み渡る感じで美味しいのだ! でもそればかり飲むには甘すぎるので、麦茶時々アミノ酸という感じで飲んでいる。麦茶とアミノ酸のセット、これが私のベスト畑のお供なんだけど、今年はどうにもそれだけでは足りない感じなのだ。
キンキンに冷えた麦茶は本当に美味しいのだけど、それだけだと体温が下がらず、飲んでも飲んでも喉が渇いているような感覚が残る。体が熱くてなかなか疲れが取れず休憩時間もかなり長くなる。そういえば、去年は500mlの水筒にアイススラリーを入れて行っていた気がする! 毎度作るのがちょっと面倒くさくて継続できず忘れていた。アイススラリーは近年熱中症対策で注目されている飲む氷だ。シャーベットのように細かい氷状の飲み物だけど、氷が溶ける時に熱を奪う性質(融解熱)を使い、氷を飲むことで体内の熱を奪ってくれるので、体が効率的に冷えるのである。
今年は麦茶&アミノ酸ドリンク&アイススラリーだなと思い、ドラッグストアに冷凍庫で冷やして作るタイプのアイススラリーを買いに行ってみた。じんわり流行っているのか、年々アイススラリーの商品数も増えている。アイススラリーの元祖でもあるポカリスウェットのアイススラリーのほか、栄養ドリンクのアイススラリーに、人気グミの忍者めしのアイススラリーなんかも。
面白いので一通り買ってみたけど、「これだけ暑くてこれだけ浸透してきたら、アイススラリーを作る家電なんかも出てるかも!?」と思って調べてみると、事前に冷凍庫で冷やしたカップに冷えた飲み物を入れて混ぜることでアイススラリーを作ることができるアイススラリーメーカーなども出ていた。確かにアイスクリームを作るのと同じだ。
そしてアイススラリー専用の冷蔵庫なんかも存在した。水の凝固点は0℃だけど、静かにゆっくり冷やされると、0℃になっても凍らず過冷却という状態になる。そこに振ったりして衝撃を与えることで、一気に氷に変わるのだ。ペットボトルを-5℃くらいの冷蔵庫で冷やすと、
-3.5℃くらいに過冷却された水が出来上がる。冷蔵庫から取り出してペットボトルを振ると、一瞬でアイススラリーが出来上がるという、もうまるで理科の実験のように楽しいアイススラリー冷蔵庫。「かなり面白い!」と感動したけれど、家に専用冷蔵庫を買うほどアイススラリーを飲むこともない。……ん!? -5℃の冷蔵庫、我が家にはあるじゃないか!
それは半年ほど前に買った、ずっと欲しかったさくら製作所の日本酒セラー。ワインセラーと日本酒セラーの大きな違いは、瓶を縦置きできるということだけではなく、その保存温度だ。ワインは12〜15℃で保存するのが理想とされていて、日本酒は-5〜0℃で保存するのが理想とされている。なので、日本酒セラーは-5℃まで設定可能なのだ。しかも、日本酒はマイナス温度で保存されることでよりまろやかで美味しくなるとも言われているので、我が家の日本酒セラーは半分-5℃に、半分0℃に設定している(上下どちらも最低温度設定)。つまり、入れるものさえ変えたらまさにアイススラリー冷蔵庫になってしまうのだ。
「えーー!? アイススラリー作れちゃうの!?」と心底驚いて、さっそくスポーツドリンクを日本酒セラーの中に1日程度入れておいた。ワクワクしながら振ってみると、瞬間でアイススラリーが出来上がった! 分かっているのにナンジャコリャーって思わず声が出る。もう感動なんてもんじゃない。酒飲みのためのアイテムが、暑い夏に体を守る命水を作り出すなんて想像もしていなかった。
ということで、我が家の日本酒セラーの中には日本酒と共にペットボトルも並んでいる。畑に行く前にシャカシャカ振ってアイススラリーを作り、ペットボトルにタオルを巻いて、クーラーボックスと共に持っていく。もちろん麦茶もアミノ酸もたっぷり。しっかり水分補給して、アイススラリーで効率的に体温を下げ、そして無理せずこまめに休憩を取る。万全の熱中症対策をしながら、楽しく元気な夏を過ごしていきたいと張り切っているのでありました。







