ぷーこの家電日記

第347回

着る服が無い! 出かける予定も特に無い! そんな私はワークマンプラスで秋服探し

さすがもう10月。朝晩はひやっと寒くて、秋の深まりを感じる! テレワークも多く外に出ることがあまりないので、季節の変化にちょっと疎くなっているからか、買い物に行こうと外に出て「寒い!」と気づいたり、出勤日にバタバタと準備して家を出たら「この薄着で自転車漕いだら寒すぎる!」と慌てて上着を取りに家に入るも、この時期にサッと羽織れる服が無かったり、いつも以上に秋を過ごすのにテンパっている。

この時期、何を着て良いやら毎年結構悩んでる気がするけれど、何を着るか以前に外出の練習をしなきゃいけないんじゃないかと思ったのがつい先日。家で仕事が終わってすぐに動物病院に行くことにしていた。近所だしTシャツのままでも良かったのだけれど、サッと着替えてから出発。

犬をペットキャリーに入れて、テクテクと徒歩5分程度の動物病院に向かい、もう少しで着くぞというタイミングで手に何かが当たる感覚が。「何だろ?」と見てみると洋服のタグが出ている! 表と裏間違えて着てるじゃないか! 「嘘でしょ?」と思いながらもそのまま到着してしまった。「恥ずかしいー!」と思いつつ、タグを握りしめて何とか平然を装い待合室で座って待つ私。

順番が来て診察室に入った後、「ちょっと着替えさせてー!」と奥の空きスペースでダッシュで着替えさせてもらう。普段からスタッフの方々とも仲良くさせてもらってるので皆爆笑しながら、「飼い主さんはこちらの病院では診れませんよー」なぁんて言われる始末(笑)。

慌てて着替えて犬も診てもらい、「いやぁ我ながらビックリしたわぁー」なぁんて笑って帰ったのだけれど、帰ってホッと一息ついてからさらに気付いた。慌てて着替えた服は今度は前後逆に着ていたのであーる(笑)。首がちょっと窮屈だなとは思ったんだ。自分のヤバさ加減に笑いが止まらなくなってしまった。もうオシャレだとかそれ以前の問題すぎる。もう少しシャキーンとしなきゃなぁと結構反省したのであります。

まぁ、そこまで酷い失敗はさすがにそのとき限りだけど、ただでさえ「何着れば良い!? 服無くない!?」と毎年困っちゃうこの季節。さらに今年は今までと生活仕様が異なってるもんだから、ますます困ってしまう。ほとんど家にいるから洋服買わなくても何となく過ごせる気もするし、それでも毎日着るものに困ってる。出かけるといっても通勤も自転車、趣味は畑で家庭菜園。動きやすくて着心地が良い洋服を少しだけ欲しい。

可愛いスカートなんて全く興味が無いというか着る機会が無い人間になってしまった……。それはそれでちょっと寂しい気もする。家にいるときだったらルームウェアにも使えるワンピースで過ごすのは凄く楽だし、ちょっと買い物程度だったら外に着ていけるはずなのだけれど、それは犬と猫が許してくれない。

私の膝が好きな猫と犬は、私があぐらをかいたスペースがスポッといい感じに落ち着くらしくて好きなのだ。スカートを履いていると布が邪魔でしっくり来ないらしく、ベッドメイキング並に掘られる(笑)。さらに布面積の広いスカートに付いた猫と犬の毛を取るのは結構面倒。パンツスタイルが結局楽で、家にいるときは何度も洗濯してテロンテロンに馴染んで履き心地は抜群ながら、人様には見せられないパンツを毎日のように履いている。

機能的で着心地も良くお値頃でお手入れが楽な洋服が欲しいー! ということで、先日ワークマンプラスに行ってみた。畑を借りた2年前に、農作業着が欲しくて近所のワークマンに行ったことはあったのだけれど、その時は「THE作業着」的なものが多く並び、レディスはほとんど無くて何も買わずに帰ってきた。

ワークマンプラスとワークマンは店の作りも商品ラインナップも全く別物かも! インナーから普段着にスポーツウェアなどなどたくさん並んでて、見ているだけでお出かけしたいウキウキ気分になってくる。カラーも柄も豊富で完全にアパレルブランドじゃん! と本当に驚く。これはもう全然作業着じゃない! さらに安いのだ。

さすがワークマン仕様なだけあって、冬のアウターも「雨も風も通してやるものか!」と気合すら感じるけれど、機能のガチさと見た目の可愛さは両立できるのかーと感心するデザインで、あれもこれも欲しくなってしまった。近い将来、私のクローゼットがワークマンに占領されていそう(笑)。

たまにはちょっと小洒落たオシャレでもしてお出かけ……。なぁんてこともしたい気はするけれど、楽チンで機能的な洋服着てアクティブに過ごす方が今の私には快適な生活だなぁと、改めて思ったのでありました。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。