ぷーこの家電日記

第234回

電気フライヤーを囲んで熱々サクサクの天ぷら。簡単だけど満足度高し!

 先日、地元福岡から、義両親が今年小学校に上がった姪っ子の運動会見るために上京してきてた。義両親がこちらに来るときは、義妹の家に滞在する。運動会の翌週末に「ご飯でも食べに来て!」と、我が家にも来てもらった。帰省した時と、こうして上京した来た時しか会えない上に、帰省した時は「帰ったらここには行っておきたい!」というお店に行ったり夜遅くまで遊んだりと、中々親不孝夫婦。

 それでも義両親は優しく楽しく面白く大好きだ。例えば夫に腹が立って腹が立って許せない時も、義両親や義妹と話してる時に、「こんなステキな家で育った夫はステキだな」と思ってしまうような家族。そんな義両親とご飯を食べられる結構少ない機会。

 「何作ろうかな」と考えつつ、「何か食べたいものある?」と夫に聞くと「焼肉」と言う。義両親はもう70代だし、焼肉って感じじゃなくない? などと、聞いておいて即却下してしまった(笑)。

 色々準備したかったけれど、この頃は毎日動物病院に通院してたり、私自身も中々忙しくて疲れていたので、気合入れるのはさっさと諦めた。多品目作るのやめて、1品料理でいっかーみたいな感じ。「天ぷらとお刺身にしよう!」と、焼肉却下しておいて、油物の天ぷらでいいのか?(笑)。高齢の人も含めて天ぷらって大好きってイメージがあるんだけど何故だろうか。私の祖母が天ぷら大好きだったからかな?

 天ぷらは、電気フライヤーで揚げながら食べるので、準備は材料を切るくらい。超手抜きだけど、手抜きっぽく見えない(笑)そして、久しぶりに「魚えーっセット(ぎょえーっセット)」買ってみた。魚えーっセットは、その日に取れた魚がどどんといっぱい、何が入るか分からないめっちゃくちゃワクワクする魚セットなのだ。

 「魚かつ」という楽天のショップで売っている人気セット。注文画面で「魚を捌く技術」なんて選択肢があって、「初心者」「普通」「プロ」から選ぶ。私はプロでもなんでもないけれど、美味しい魚の機会を少しでも減らしたくないので「プロ」にチェックを入れる(笑)。今回入ってた美味しいコチとかも、骨硬いし変な形してるから、初心者を選んでたら入らなかったんじゃないかな?

 夫が車で義両親を義妹宅に迎えに行っている間に私はお買い物。てんぷら用の野菜や義父と飲むビール買ったり。みんなが帰ってくる前にする準備は野菜を切るくらい(笑)。義両親と一緒に姪っ子も大喜びで遊びに来てくれた!あっという間に小学生になった姪っ子は、あと何年喜んで来てくれるのだろうか。

 ちょうどプロ野球の交流戦中だったので、野球を見つつ、100均で買ったパーティーゲームをしつつ、おしゃべりしつつ、ご飯の準備しつつ、そんな感じで結構無計画のゆるゆる団欒。途中でお刺身から始まり、フライヤーで天ぷら。天ぷら揚げるのは夫の係。私の趣味のベランダ菜園で取れた野菜も食べてもらった!

 天ぷらはやっぱり2人で食べるよりも大人数で食べる方が格段に美味しく感じるなぁと思った、楽しい会でございました。電気フライヤー、頻度は高くないけれど、長年めっちゃ重宝。また串カツとかしたい!

 楽しいねー。ってほっこりしている時に姪っ子が「この家に裸足でいると、足の裏やばいよね!ザラザラする」とかって足裏を見せてくれた(笑)。足の裏がヤバいよりも私がヤバい!

 子供って素直というかなんというか。お掃除ちゃんとしたはずなのにー(笑)。「あらら、そう? ごめんねー」くらいしか言えない私。義両親は聞き流してくれてるけど、変な汗出そうだった(笑)。

 去年から欲しい欲しいと言ってた、床拭きロボットのブラーバがAmazonのタイムセールでちょこっと安くなってたので、思わず買っちゃったよ! もう次回からザラザラしてる床とはオサラバ。姪っ子にも「ツルツルしてるね!」と言わせてやるんだからな(笑).

 そんな姪っ子はお絵描きが大好きみたいで、「一緒にお絵描きしよう」って言われたので、2人でお絵描きもした。小学1年生が描く絵はやっぱり可愛い女の子が多い。私もそうだったよなーって思い出しながら、お姫様の絵を描いたり。すると姪っ子は「えーー?! めっちゃくちゃ上手い! すごい! 上手!」と、想像以上にというか、恐縮するくらいにめっちゃくちゃ褒めてくれた(笑)。

 「ねぇ、教えて! 絶対教えて!」と、私に描き方を教えろと……。「いいよー」なぁんて言いながら一丁前に絵を教えたりしてた。けれど実は全然上手じゃない私は、あと何年でバレてしまうだろうかと怯えている。床がザラザラしているよりもビビっているかもしれない(笑)。

 ということで、バレる前に何か本でも買って絵の描き方を勉強しようかなと思っている。がんばるぞー! おー!

 楽しい時間は本当にあっという間にすぎちゃうもので、名残惜しいまま義両親と姪っ子は帰って行き、そして義両親はもう地元福岡に帰ってしまった。夏に帰省できたらまた楽しいご飯でも行きたいなと、寂しい気持ちになっているのであります。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。