美味しく「手抜き」クッキング

第80回

特別な道具なしでミルクがふわふわに! カフェモカの作り方

ふわふわのフォームミルクを乗せたカフェモカが自宅で簡単に作れます

カフェで飲むようなふわふわのフォームミルクは、専用の機械がなくても作れます。今回は、自宅で一息つきたいときに簡単に作れる「インスタントコーヒーでカフェモカ」をご紹介します。チョコレートが香るカフェモカは、バレンタイン時期の飲み物にもおすすめです。

基本の材料

<材料(1人分)>
・インスタントコーヒー:小さじ2(約8g)
・板チョコレート:2片(約10g)
・水:50ml
・牛乳:100ml
・砂糖:小さじ1/2(お好みで)

砂糖の量はお好みで調整してください

材料の準備

鍋に水を入れて湯を沸かします。その間に、カップにインスタントコーヒー、板チョコレート、砂糖を入れましょう。

カップに材料を準備します

熱湯を注ぎ入れる

熱湯をカップの中のチョコレートに当たるように注ぎます。チョコレートが柔らかくなったら、スプーンでよく混ぜ合わせましょう。

熱湯でチョコレートを溶かします

フォームミルクを作る

ふわふわのフォームミルクは、温めた牛乳を攪拌(かくはん)して作ります。専用の機械を使わないでフォームミルクを作る方法は2つあります。

1つ目は耐熱容器で攪拌する方法。フタができる耐熱容器に牛乳を入れ、600Wの電子レンジで50秒加熱します。フタを閉め、泡が立つまで容器を上下に約30秒間振ります。牛乳の温度はぬるめになるように加熱時間を設定していますが、火傷に注意して行なってください。また、レンジによって温まり方が異なるため、容器を持って熱いようなら、少し冷ましてから攪拌します。

耐熱容器を使う場合は火傷に注意してください

2つ目は泡だて器で混ぜる方法です。口が広く、深さのある耐熱容器に牛乳を入れ、600Wで50秒加熱します。温まった牛乳を泡だて器で約1分間、泡が立つまで攪拌します。どちらの方法も牛乳全体が泡になるわけではなく、泡と液体の2層になります。

泡と液体の2層に仕上がります

カップにフォームミルクを注ぎ入れる

チョコレートを溶かしたコーヒーに、フォームミルクを少しずつ注ぎ入れます。最初に液体がカップに入り、泡は容器に残りやすいため、残った場合はスプーンを使って流し入れましょう。

容器に残った泡は、スプーンで乗せるように流し入れます
じゅん

チョコレートと漬物が好きな管理栄養士です。現在、子育てに奮闘中。体力の衰えを感じながら、子どもと公園を走り回っています。家事の効率化とシンプルライフを目指して、日々の生活を見直し中です。