美味しく「手抜き」クッキング
第14回
レンジで気軽にごちそうレシピ「ミートローフ」おもてなし料理にも
2020年6月19日 06:00
見た目が華やかで、ボリュームもたっぷりの「ミートローフ」。型に入れてオーブンで焼き上げるのが定番ですが、今回はラップとレンジを使って、気軽に挑戦していただけるレシピにしました。
野菜や卵を挟んだカラフルなミートローフは、記念日やおもてなしにピッタリのごちそうメニューです。
<材料(2人分)>
▼タネ
・豚ひき肉:250g
・塩:小さじ1/4
・玉ネギ:1/4個
・パン粉:1/2カップ
・卵:1個
・マヨネーズ:大さじ1
・コショウ:少々
▼具材
・インゲン(冷凍でも可):4~6本
・ニンジン(長さ15cm以上あるもの):1/2本
・ハーフベーコン:4~5枚
<材料の注意事項>
・パン粉がない場合は、6枚切り食パン約1/2枚をおろしがねですりおろします
・パンが薄くておろしにくい場合は、ロールケーキのように丸める、または2~3回折りたたむとすりおろしやすくなります
・ニンジンの長さが足りない場合は、1/2本以上使用します
・タネの中央に乗せる具材は、アスパラ、枝豆、うずらの卵の水煮などもおすすめです
野菜の下ごしらえ
インゲンは、包丁でヘタを切り落とします。サッと水で濡らして耐熱皿に乗せ、ラップをかけて600Wの電子レンジで10~20秒加熱しましょう。冷凍インゲンを使う場合も、600Wで10~20秒加熱します。
ニンジンは、縦1/2本分使います。ヘタを落として皮を剥いたら、ヘタのついていた部分を上にしてまな板に置きます。中央に包丁を入れ、長さ15cm×1cm角の棒が2本できるように、左右や上下を切り落とします。ニンジンの長さが足りない場合は、合わせて約15cmになるように付け足しましょう。
棒状のニンジン2本は、水で濡らして耐熱皿に乗せ、ラップをかけて600Wの電子レンジで30~40秒加熱します。
切り落とした残りのニンジンは、約2mmのみじん切りにしましょう。玉ネギもニンジンの大きさに合わせ、約2mmのみじん切りにします。
基本のタネの作り方
豚ひき肉に塩を混ぜてよく練り合わせたら、みじん切りにした玉ネギとニンジン、卵、パン粉、マヨネーズ、コショウをすべて加えて混ぜ合わせます。
豚ひき肉は冷蔵庫から取り出した直後のものを使いましょう。室温に戻すと、混ぜている間に手の温度で豚ひき肉の脂が溶け出し、仕上がりのジューシーさが失われます。さらにおいしく仕上げるなら、氷水を張ったボウルをタネの入ったボウルの底に当てて、低い温度を保ちます。
ラップを広げてベーコンを並べる
幅30cmのラップを40~50cm広げ、中央にハーフベーコンを少し重ねて並べます。棒状のニンジンの幅に合わせ、横幅15~16cmくらいになるように並べましょう。並べたベーコンの上に、1/2量のタネを広げます。
タネの中央に具材を並べる
広げたタネの上に、ニンジンとインゲンをバランス良く並べます。インゲンの長さが足りない部分は、インゲンをカットして付け足したり、2本並べたりしましょう。
具材をタネに軽く押さえ付けることで、残りのタネを重ねるときに具材がズレにくくなりますよ。
残りのタネを重ね、ラップで包む
残りのタネを重ねたら、空気が入らないようにラップできっちりと包み、形を整えます。加熱途中にラップが剥がれることを防ぐため、同じ大きさに広げたラップでもう一度包みましょう。
2回目に包むときは、ベーコンの面を上にして置き、1回目ととじ目が重ならないようにすると剥がれにくくなります。