調理の下処理
秋祭りの時期、リンゴ・砂糖・水だけで作れる「リンゴ飴」を楽しんでみよう
第97回
2019年9月13日 06:00
暑さのピークが過ぎ去ると、秋祭りが行なわれる地域もありますね。お祭りの楽しみは、屋台でヨーヨー釣りや輪投げなどのゲームのほか、タコ焼きや綿菓子などの食べ物にもあります。そんなお祭りで定番の食べ物の1つが「リンゴ飴」。今回は、お家でもお祭り気分を味わえる「リンゴ飴」の作り方をご紹介します。
材料はシンプル、お祭りの雰囲気を演出するなら色付けもおすすめ
リンゴ飴でコーティングに使用する飴は、砂糖に水を加えて作ります。用意する材料はシンプルです。リンゴは一般的な大きさのものを用意してもいいですし、もし手に入れば小さなサイズの姫リンゴもおすすめです。
また、お祭りのリンゴ飴は、真っ赤な色合いが華やかですね。鮮やかな赤色は、食紅を加えて色を付けています。食紅は、スーパーの製菓材料のコーナーで購入できますので、お祭り気分を盛り上げるなら、食紅を使うのもおすすめです。
<材料(2個分)>
・リンゴ:2個
・砂糖:200g
・水:50ml
・食紅(赤):付属のスプーン1杯(約0.1g)
材料を加熱して飴を作り、リンゴに絡める
まずリンゴを洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取り、5分ほど置いてよく乾かしておきましょう。リンゴの表面に水分が残っていると、飴が剥がれやすくなるからです。リンゴのヘタ部分に割りばしを刺して、下準備は完了です。
次に、鍋に砂糖と水、お好みで食紅を入れて加熱します。食紅を入れるときは、水に溶かしてから砂糖に加えると混ざりやすいですよ。
砂糖が溶けて、温度計が150℃ほどになったら火を止めてリンゴに飴を絡めます。飴を絡めたリンゴは、クッキングシートの上に乗せて常温で固めましょう。温度計がない場合は、飴をスプーンで少量すくって水を張った器に落とし、すぐに固まれば大丈夫です。150℃の状態の鍋は、全面に直径3cmほどの泡がぶくぶくと出てきた頃です。