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男女8割以上が「冷え」を感じる冬、栄養士おすすめの「辛い料理」レシピ

この冬は例年より寒さが厳しいと言われていますが、体の冷え対策は何か行なっていますか。今回は、20~50代の男女800人に聞いた、体の冷える部位や冷え対策などについての調査結果をご紹介します。仕事の効率にも影響があると感じる人も多い「体の冷え」には、辛い食べ物が良いようですよ。

 

「普段、体の冷えを感じる」人は約7割、女性は8割以上

Q1)普段、体の冷えを感じることはありますか

「TABASCOソース」のマキルヘニーが、全国20~50代の1万人を対象に「普段、体の冷えを感じるか」を尋ねたところ、「いつも感じる(25%)」と「ときどき感じる(45.1%)」を合わせて、約7割が体の冷えを感じることがあると分かりました。男女別に見ると、男性は「いつも感じる(13%)」と「ときどき感じる(42.5%)」を合わせて半数以上、一方の女性は「いつも感じる(37%)」と「ときどき感じる(47.8%)」を合わせて8割を超え、冷えの感じ方は男女で大きく差が付きました。

 

体の冷えを感じる時期、8割以上が「冬」

Q2)体の冷えを感じる時期はいつですか?(複数回答、ただし「1年中」を除く)

前の質問で「普段、体の冷えを感じることがある」と回答した人のうち、全国20~50代の男女824人へ「体の冷えを感じる季節」を聞いたところ、最も多かったのは「冬(86.2%)」という結果に。また、「1年中(13.2%)」と回答した人も1割を超えることが分かりました。

 

体で冷えを感じる部分、「足先」「手足」が圧倒的多数

Q3)体のどこに冷えを感じますか?(複数回答)

続いて「体のどこに冷えを感じるか」を尋ねると、「足先(89.2%)」と「手先(71.1%)」という回答が圧倒的に多く、体のほかの部分はどこも2割未満となりました。また、「お腹」が冷えるという人は全体で17.8%でしたが、女性に限定すると23.8%に上昇することも明らかになりました。

 

8割以上が「体の冷えが仕事の効率に影響」

Q4)体が冷えていると、仕事の効率への影響があると感じますか?

また「体が冷えていると、仕事の効率に影響があると感じるか」と尋ねると、「すごく感じる」が21.7%、「やや感じる」が60.1%となり、全体で8割以上が、体の冷えが仕事の効率へ影響すると感じていることが分かりました。

 

自分に合った冷え対策を「取り入れている」人は2割未満

Q5)体の冷えへの対策を取り入れていますか?

冷えが仕事に影響を及ぼすと感じる一方、「体の冷えへの対策」を聞いたところ、「自分に合った対策を見つけて取り入れている(17%)」という人は2割に満たないことが判明。残りの8割以上は、「自分に合った対策を模索している(53.4%)」と「特に何もしていない(29.6%)」に分かれました。

 

寒い冬に「辛いものを食べよう」と思う人は6割以上

Q6)冬に体を温めるために、辛いものを食べようと思いますか?

そこで、唐辛子などに含まれる辛味成分「カプサイシン」が体を温めることに関連して、「冬に体を温めるために、辛いものを食べようと思うか」を聞くと、「とてもそう思う」が14.2%、「ややそう思う」が48.9%となりました。6割以上の人が、寒い冬は意識して辛いものを食べようとする傾向がうかがえます。

 

TABASCOソースを使うのは「ピザ、パスタなど」約9割

Q7)普段、どの料理にTABASCOソースを使いますか?(複数回答)

辛いソースで世界的に有名な「TABASCOソース」について、「普段、どの料理にTABASCOソースを使うか」を尋ねると、「ピザ・パスタなどのイタリア料理(89.7%)」と回答した人が9割近くを占める結果となりました。ちなみに、「自宅にTABASCOソースを常備している」という人は38.9%で、「常備している理由」を聞くと、「味が好きだから」「辛いもの・酸っぱいものが好きだから」という意見が多く挙がりました。

 今回は、管理栄養士の豊田愛魅氏がおすすめする、体の温まる「TABASCOソース」の簡単お家レシピを3つご紹介します。

 

ピリ辛TABASCO照り焼きチキン

<材料(2人分)>

・鶏モモ肉:小2枚
・合わせ調味料
  醤油、酒、みりん、砂糖、TABASCOソース:各大さじ1

<作り方>

1.鶏モモ肉は余分な脂肪や筋を取り除き、ところどころフォークや箸などで穴を開けておきます
2.フライパンへオリーブオイルを引いて熱し、皮目を下にして中火で5~7分焼きます。裏返して3分ほど焼き、合わせ調味料を全部加え、鶏肉にタレを絡めましょう

 

ピリッとTABASCO炊き込みごはん

<材料(2~4人分)>

・コーン缶:1缶(190g)
・ハム:3~4枚
・米:2合
・黒コショウ:少々
・バター:少々
・調味料
  おろしニンニク:少々
  コンソメ:1/2個
  酒:大さじ1
  ウスターソース:大さじ1/2
  トマトケチャップ:大さじ1/2
  オリーブオイル:小さじ1
  醤油:小さじ1/2
  TABASCOソース:大さじ1

<作り方>

1.米は炊く30分前に洗ってザルに上げます。コーン缶はザルにあけ、ハムは5mm角に切ります
2.炊飯器へに米と調味料を全て入れ、分量線まで水(分量外)を加え、最後に具材を乗せて炊き、10分蒸らします
3.炊き上がったら、バターを加えてサッと混ぜ、器に盛り付けたらお好みで黒コショウを掛けていただきましょう

 

ピリ辛TABASCOミニトマ玉スープ

<材料(2名分)>

・ミニトマト:6個(約200g)
・卵:1個
・水:1.5カップ
・中華ダシ:小さじ1
・TABASCOソース: 小さじ1~2
・ゴマ油:小さじ1
・小口ネギ:お好み
・塩、コショウ:少々

<作り方>

1.ミニトマトはヘタを取って半分に切り、卵は溶きほぐしておきます
2.鍋に水、中華ダシ、トマトを加えて煮立ったら、溶き卵を菜箸に伝わらせながら、鍋へ流し入れます
3.卵が浮いてきたら軽く混ぜ、TABASCOソースとゴマ油を回し入れ、塩、コショウで味を整え、小口ねぎを刻んだら出来上がり

 

まとめ

唐辛子などに含まれる辛味成分「カプサイシン」について、管理栄養士の豊田愛魅さんは「末梢血管の血流を促進し、体を温め、冷え性を改善する効果がある」と言います。厳しい寒さが続くこの時期、辛い食べ物を食べて体の中から温まる冷え対策を行なってみるのも良いですね。

 

◇冬の「体の冷えと辛いもの」に関する意識調査:体の冷えを感じることがある人は70.1%、冷えが仕事の効率に影響を及ぼしていると感じる人は81.8%、6割以上の人が「辛いもの」を食べる意識をしていると回答(McIlhenny Company)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000030632.html

 

qufour(クフール)編集部

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