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2020年「教育改革」目前調査、ママたちの認知と、各家庭の対策状況

2020年から実施の「教育改革」は、小学校の学習内容やセンター試験の変更が話題となっています。今回は、267人の親へ聞いた、教育改革の認知度、改革目前での取り組み状況についての調査結果をご紹介します。教育改革の実施予定を知っている人は9割を占め、子どもがいる親にとって関心の高いテーマですが、改革内容を見越して具体的な対策をとっている家庭は、現状ではそれほど多くないようです。

 

2020年の教育改革、「センター廃止」の認知度は8割以上

問)具体的に予定されている変更内容の認知度

eラーニングに関する総合サービスを行なうイー・ラーニング研究所が、子どもがいる全国の20~50代男女267人へ行なった「2020年の教育改革に関するアンケート」で、「教育改革が実施されることを知っている」人の割合は9割に上ることが分かりました。また、「具体的に予定されている変更内容の認知度」を尋ねると、最も多かったのは「センター試験が廃止され、新たな試験が導入される(217人)」で8割を超え、続いて「小学校でプログラミングが必修化される(195人)」、「小学3年生で英語が必修化される(139)人」となりました。

 

教育改革への対策、多いのは「英語」「学習塾」「音楽系」

問)2020年の教育改革に向けた具体的な取り組み

次に、「2020年の教育改革へ向けて行なっている具体的な取り組み」の有無を聞いたところ、全体の19%が「取り組みをしている」と回答。取り組み内容を聞いたところ、19%のうち、「英語・英会話スクール」へ子どもを通わせている人が22人で最も多く、「学習塾(16人)」「音楽系(10人)」が続く結果となりました。

 

今後、取り組みたいのは「英語」「プログラミング」

問)今後取り組むとしたら、具体的に学校以外で何に取り組みたいか

さらに、「今後、学校以外で具体的に取り組みたいこと」を尋ねると、「英語・英会話スクール(164人)」と「プログラミング(167人)」を挙げる人が多かったものの、「英語・英会話スクール」は、現在すでに取り組んでいて、今後も多くの人が取り組みたいと考えているのに対し、「プログラミング」は、現在は取り組んでいる人はあまり多くないものの、今後取り組みたい人が多いことが分かりました。

 

まとめ

ニュースなどから教育改革の中身はも知っている人が多い一方、今から具体的に何か取り組んでいる人は2割という結果を見ると、まだ様子見の人が多いようです。今後の必修化を見越して、子ども向けのプログラミング教室が各地で開催され、短期間の日程でも体験できるところが増えてきました。必修化を前に、お子さんに体験の機会を作ってみても良いですね。

 

◇子どもがいる親世代に聞いた「2020年の教育改革に関するアンケート」 2020年の教育改革に賛成の親世代はなんと97%! 2020年の教育改革に向けて取り組みたいことに「プログラミング」が上昇(イー・ラーニング研究所)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000013831.html

 

qufour(クフール)編集部

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