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【親子で食育おやつレシピ7】子どもと作ろう!もちもちカボチャドーナツ

街中にハロウィンムードが高まっていますが、ハロウィンといえば「カボチャ」のイメージが強いですよね。そこで今回は、白玉粉を加えたモチモチ食感がくせになる「カボチャドーナツ」をご紹介します。このドーナツは、ハロウィンに限らず、カボチャのあるときに、お子さんと一緒にこねたり丸めたり、ぜひ楽しんで作ってみて下さい。

 

カボチャの種も栄養豊富

カボチャは抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンEを多く含んでいるため、紫外線による日焼けやシミ、動脈硬化やガン予防などの効果が期待できます。そしてカボチャの種にも、栄養がたっぷり含まれています。煎った種には、リノール酸やマンガン、亜鉛等が含まれ、それぞれコレステロール値の低下や、骨の発育補助、味覚を正常に保つ効果が期待できます。カボチャの種は市販されていますが、カボチャの種を捨てずに調理してもいいかもしれませんね。

 

カボチャドーナツ材料:24個分

  • 絹ごし豆腐:150g(キッチンペーパーで表面の水気を拭き取っておきます)
  • 白玉粉:100g
  • ホットケーキミックス:100g
  • カボチャ:100g(600Wの電子レンジで約2分30秒加熱し、フォークで潰して粗熱を取っておきます)
  • 溶かしバター:50g(600Wの電子レンジで約30秒加熱します)
  • 卵:1個

 

カボチャドーナツ:作り方1

1) ボウルへ卵を割り入れて混ぜ、溶かしバターを加えさらに混ぜ合わせます
2) 別のボウルへ白玉粉、絹ごし豆腐、カボチャを入れ、手でこねます
3) 豆腐とカボチャのボウルへホットケーキミックスとを加え、手順1のボウルの中身を粉っぽさがなくなり、生地がまとまるまで少しずつ加え、さらに混ぜ合わせます
4) 生地がまとまったらボウルの中で生地を広げ、冷蔵庫で約30分冷やします

広げて冷やすことで、短時間で生地を丸めやすくができます

 

豆腐の種類によって水分量が異なるため、手順1の材料を加えるときは、少しずつ加え様子をみて下さい。目安は粉っぽさがなくなり、生地がまとまることです。

 

カボチャドーナツ:作り方2

5) 生地を1個約20gに丸めます。生地を丸めるときは、子どもに手伝ってもらいましょう
6) 180℃の油で約4分揚げて完成です

 

今回は砂糖を加えていないため、甘さ控えめのドーナツです。ハチミツやメープルシロップ、チョコレートソースなどをお好みでかけてお召し上がり下さい。我が家では、全体に砂糖をまぶしてみました。

 

片付けも食育の一環

おやつ作りのお手伝いは、子どもにはおままごとの延長のように感じられるので、ワクワク楽しみながら手伝ってもらいやすいですよね。メニューによっては生地を休ませたり、加熱したり、時間がかかるものもあります。そんな合間には、ぜひ片付けもお手伝いしてもらいましょう。料理は作るだけでなく、片付けもセットで行なわなければなりません。完成を楽しみに待ちながら、洗い物をしたり、食器を並べたりと、子どもにできそうなことは、どんどんしてお手伝いしてもらいましょう。

 

 

chika(管理栄養士)

小さな頃から食べることが大好きで管理栄養士の道へ。老人ホームでの献立作成、デパ地下のお弁当やお惣菜のメニュー開発、健康に関する保健指導をこれまで経験してきました。まだまだ勉強中の新米主婦ですが、みなさまのくらしに役立つ情報をお伝えできればと思っています。