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2016年版「習いごと」ランキング!人気ベスト3は去年と同じ!急上昇は?

子どもの習いごと、何をやらせたらいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。今回は、小学生以下の習いごとをしている子をもつママに聞いた「人気の習いごと」「習わせたいこと」「予算」などをご紹介します。自分の子どもの習いごとを決めるのには、ほかのお宅での習いごとや、最近のトレンドが参考になりますね。

 

「水泳」の人気は圧倒的!体力づくり?オリンピックの影響?

出典:ケイコとマナブ 子どもの習い事ランキング

講座やレッスンの資料請求と予約ができる「ケイコとマナブ.net 」が、小学生以下の子どもをもつ首都圏1都3県のママ927人へ実施したアンケートによると、「今習っている習いごと」のTOP3は3年連続で、1位「水泳(44.9%)」、2位「英語・英会話(25.2%)」、3位「ピアノ(23.6%)」となりました。年齢層別に習っている人数の増減を見てみると、未就学児では「水泳」以外に「ピアノ」「リトミック」など音楽やダンスなどが上昇。また小学校低学年では「ピアノ」、小学校高学年では「水泳」が大きく上昇しています。また、「その習いごとをやらせてみたいと思ったきっかけ、理由」を聞いたところ、以下のような回答が寄せられました。

 

【その習いごとをやらせたいと思ったきっかけ・理由】

<水泳>

・喘息があるので、よくなるかと思って
・小学校で泳ぎ方を教えていないし、本人がやりたがったので
・体力をつけるため

<英語・英会話>

・幼稚園で楽しそうに授業を受けていたから 
・将来、必要になるものなので 
・早いうちに耳慣れして欲しいと以前から思っていたので 

<ピアノ>

・子どもがやりたいと言い続けたから
・音楽は情操教育にいいと思ったから 
・音感を身に付けさせたかったから

 

習わせたいのは「英語」!パソコンもランクイン!

出典:ケイコとマナブ 子どもの習い事ランキング

一方、「今後、習わせたい習いごと」のTOP3は、1位「英語・英会話(27.9%)」、2位「水泳(18.6%)」、3位「書道(13.2%)」と、こちらも前年と同じ順位になりました。「英語・英会話」は、小学校高学年で2年連続で1位、小学校低学年でも2位から1位に順位を上げ、希望の高さが伺えます。また、10位の「パソコン関連」は圏外からランクインし、小学生全体で順位を上げました。今後、プログラミング学習が必修化されることもあり、教室も実際に習う子もが増えることが予想されます。小学校高学年では、「実験教室」も10位から7位と順位を上げ、学習関連で習わせたいのは座学よりも体験型学習に移ってきていることが分かります。

 

月間費用の全体平均は1万4,670円……高学年はより高額に!

出典:ケイコとマナブ 子どもの習い事ランキング

次に、1人当たりの習いごとの数と毎月の費用を聞いたところ、習いごとの平均数は2.0個、習いごと1つあたりの平均月謝は7,299円、毎月の合計費用は平均1万4,670円で、前年とほぼ同レベルでした。これを年齢層別でみると大きな隔たりがあり、未就学児と小学校高学年を比べた場合、習いごと平均数は1.7個から2.2個へ、1つあたり平均月謝は6,800円から8,045円へ、毎月の合計費用は、1万1,708円から1万7,652円へと、年齢層が上がるにつれて全ての項目が増加しています。

家計も大変!半数の家庭で、習いごと費用が去年より増えてる

出典:ケイコとマナブ 子どもの習い事ランキング

さらに、「昨年と比べた習いごと費用の増減」を尋ねると、約半数の家庭が昨年より増加したと回答し、増加額の全体平均は128円でした。特に未就学児では、6割近い57.6%が「増加した」と回答しています。また「習いごとの費用が負担になっているか」については、年齢が上がるに連れて月謝が増加するため、小学校高学年では7割近くが負担感を感じていると回答しています。

 

習いごと費用の捻出は…ママのやりくりで!

出典:ケイコとマナブ 子どもの習い事ランキング

また「習いごと費用の捻出方法」を聞くと、「外食費(34.4%)」「ママお小遣い(19.2%)」「被服費(18.9%)」「美容費(16.2%)」が上位を占めており、ママのやりくりが大きな役割を果たしていました。子ども教育は、家庭のなかで高い優先順位だということが分かります。 

 

気になる!習いごとへの、オリンピックの影響

出典:ケイコとマナブ 子どもの習い事ランキング

今年の夏に、オリンピックとパラリンピックが注目を集めたばかりですが、「オリンピックがきっかけで検討を始めた習いごとがあったか」の質問には、全体の約4%が習いごと選びに一定の影響があったと答えました。回答には、「水泳」「卓球」「体操」「バドミントン」「テニス」といった日本選手の活躍した競技が並び、「子ども本人がやる気になった」という声が多く集まりました。また4年後の東京オリンピックのボランティア参加などを見据えた「英語・英会話」の回答もあり、オリンピックが前向きな検討のきっかけとなっていることが分かります。未来のオリンピック選手もここから誕生するのかもしれないですね。

 

やっぱり親ですもの 子どものやる気を応援したい

やりくりが大変でも、自分は少しぐらいガマンしても、やはり親としてはわが子が本当にやりたいことを見付け、成長してくれるような習いごとを応援したいもの。子どもの一生の財産になるような、習いごととの出会いがあるといいですね。

 

◇~ 習い事ランキング/費用に関するアンケート結果~『ケイコとマナブ』2016年 子どもの習い事ランキング(リクルートマーケティングパートナーズ)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000220.000010032.html

 

 

qufour(クフール)編集部

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