暮らし
子どもの日、子どもにピッタリの紙のサイズで「折り紙カブト」を作ろう
2016年 5月 2日 11:30
こどもの日に、自分で作った兜がかぶれたら、きっと子どもは大喜び。今回は、兜の作り方のおさらいと、「実際にかぶれる大きさの紙はどのくらい」かをお伝えします。折り始めてみたら、手が止まってしまい、「あれ?どう折ったんだっけ?」なんてことも、よくありますね。まずは、兜の折り方を一緒におさらいしましょう。
兜の折り方1:2つに折り三角にする
兜には、正方形の紙を使います。紙をひし形になるように置き、上の角を下の角に合わせて折りましょう。下向きの三角形になります。
兜の折り方2:左右の角を折り合わせる
左右の角を下の角に向けて折り合わせます。
兜の折り方3:折り上げる
先ほど左右から下側へ折った、上の1枚だけを上の角に向けて折り上げます。左右、両方とも折り上げてください。
兜の折り方4:角を作る
先ほど折り上げた部分を、写真の点線の位置で折り、角を作ります。折り線の位置は、上の辺の1/4辺りにすると、きれいな形に折れますよ。
兜の折り方5:折り上げる
下の角を1枚めくり、上へ折り上げます。写真では、折り上げる角の位置は、縦1/4より少し上にしてありますが、お好みで少し下にしてもいいでしょう。
兜の折り方6:折り上げる
先ほど折り上げた1枚の、下の辺を折り上げます。
兜の折り方7:中に押し込む
下の角を、1枚目と2枚目の間に押し込みます。上の角まで押し込んで折りましょう。
兜の折り方8:出来上がり
下辺部分を広げてかぶります。折り目をしっかりつけるときれいに出来上がりますよ。
用紙のサイズ1:2歳児には新聞紙片面より少し大きめ
2歳児ぐらいには、新聞紙片面より少し大きめの紙が必要です。写真の紙は、一辺が約49cmの正方形になります。新聞紙1枚を広げた状態で、短い辺を5cm程度折り、この辺を基準にした正方形を作って兜を作ると作りやすいですよ。
用紙のサイズ2:5歳児なら新聞紙見開き1枚
5歳児ぐらいには新聞紙見開き1枚の大きさの紙が必要です。新聞紙見開き1枚の短い方の辺を基準にした正方形は、一辺が54cm程度になります。
実際にかぶってもらいました
写真のお子さんは、3歳になったばかりの女の子。先ほどの「2歳児向け」の49cm四方で作った兜がちょうどいい大きさでした。さらに、近くにいた1歳7か月の男の子にもかぶってもらいましたが、このサイズでぴったりでした。1歳7か月の男の子に、新聞紙半分サイズ(40cm四方)をかぶってもらったところ、浮いてしまって少し小さかったです。
5歳児の我が家の息子には、新聞紙見開き1枚の54cm四方紙の兜がちょうどいいサイズでした。兜を作るときは、お子さんの頭の大きさや、髪の毛の量などを考慮して、大きさを考えると良さそうですね。今回ご紹介した新聞紙の大きさを参考に、お子さんに合ったサイズの兜を作ってみてはいかがでしょうか。
編集部注:新聞紙の用紙サイズは、規格では54.5×82cmとなっていますが、実測するとやや小さいのが一般的です。