暮らし
外出時の子どもの食べこぼし!とりあえずの応急処置と洗濯のポイント
2015年 10月 5日 15:00
小さな子どもがいると、食事中にうっかり食べこぼしをしてしまうことは日常茶飯事。大切な洋服にシミを残さないためのポイントは、早目の対処、汚れに合ったシミ抜き、帰宅後のアフターケアの3つです。汚れの種類にあった対処法を覚えておけば、外出時の食べこぼしにも慌てずに済みますよ!
水溶性のシミの応急処置は水で落とす!
ジュースやしょうゆなど油分を含まない水溶性の汚れは、すぐに対処すれば水だけで落とせる場合があります。裏側にハンカチを当て、水で濡らしたティッシュペーパーを食べこぼし部分の汚れを吸い込ませるようなイメージでトントンとたたき、乾いた部分で押さえるという動作を繰り返します。汚れを広げないためにも、ゴシゴシこするようなことは避けましょう。シミの色が濃くてなかなか落ちない場合には、少量の石鹸などを馴染ませると落としやすくなります。
油分を含んだシミには石鹸を使う!
チョコレートやドレッシングなど油分を含んだシミは水だけでは落とせないので、外出先では最低限の応急処置を行うに留めます。食べこぼし部分に固形物が残っていたら、ティッシュでつまんで綺麗に取り除き、油分を吸い取ります。次に水で濡らしたティッシかハンカチに少量の石鹸を付けてシミに馴染ませてから、トントンとたたくように汚れをたたき出します。この時にシミの裏側にハンカチを当てて、汚れを吸い取らせます。シミが薄くなってきたら、新しいティッシュペーパーを水で濡らしたもので更にトントンとたたいて石鹸を綺麗に取りましょう。
帰宅したらすぐに洗濯!
帰宅したら、シミ部分に衣料用の酵素系漂白剤につけて、すぐに洗濯してしまいましょう。なるべく早く洗濯するのがシミを落とすコツです。また、油分を含んだ汚れの場合は、化粧用のクレンジングオイルを馴染ませると汚れ落ちがよくなります。クレンジングオイルの油分をティッシュで丁寧に吸い取ってから洗濯しましょう。クリームタイプや乳液タイプのクレンジングはシミ抜き効果は期待できないので、必ずオイルタイプを使用して下さい。
まとめ
白い洋服やお気に入りの洋服を着ているときに限って、子どもは食べこぼしをしてしまうことが多いですね。「あーっ!」とついつい大声で怒ってしまいそうになりますが、汚れに合ったシミ抜きの対処法を覚えておけば、食べこぼしをした子どもにイライラしたり慌てる頻度が減るかもしれません。外出先のトイレで石鹸が無い場合はハンドソープも代用できるので、活用してみましょう。