老師オグチの家電カンフー

アレの処理に便利なパイプカッターと薄いフィルム

カンフーには広く「訓練を積み重ねる」といった意味があります。「老師オグチの家電カンフー」は、ライターの小口覺が家電をネタに、角度を変えてさらに突き詰めて考えてみるコーナーです
今回購入したUmi(ウミ)のパイプカッター(Amazonで1,380円)。切断できるパイプの径は4~32mm

そろそろ大掃除シーズンが視野に入って参りました。かつて海外からウサギ小屋と呼ばれたほど狭く、世界の工場・中国で安価に生産された製品で溢れる日本の家庭(というか我が家)。すっきり片付けるには、大量のモノたちを捨てねばなりません。

そこで問題となるのが、粗大ゴミの費用。1つあたり数百円ほどでも、何十と出すと相当な金額になります。自治体によってルールは異なりますが、ワタシの住むエリアでは長さが30cmを超えると粗大ゴミ、それ以下なら無料で収集してくれます。つまり30cm以下に切ればタダ、というわけで購入したのが「パイプカッター」。アルミやステンレス、塩ビの管を切断するアイテムです。

パイプで構成されている製品は意外と多いものです。代表的なのは、突っ張り棒でしょうか。わが家では、引っ越す度に突っ張り棒が増えていき、押し入れなどに大量に眠っていました。あとは物干し竿や園芸用のポール、撮影機材のポール、子ども用のイス、傘などなど。

パイプカッターを使ったところ、大きな力をかけずにステンレスの突っ張り棒を切ることができました。金ノコで切るときのようなガリガリとした音も発生しないので、夜でも作業しやすいです。これはイイものだ。とはいえ、一気にはやれないので、年末にかけて徐々にやっていきます。

使い方は簡単。ブレード(刃)と回転するローラーの間にパイプを挟み、ノブを回して軽く締め付けて本体もしくはパイプを回転させる
段階的に締め付けていくとパイプがサクッと切れる
ほかにも切断したいアイテムは多いが、とりあえず突っ張り棒(の一部)を処理

さて、カットしたパイプをまとめるのに便利なのが、梱包用フィルムです。薄いラップのようなフィルムを巻きつけて、ゴミなどをひとまとめにできるアイテムです。

もちろんダンボールを捨てる際にも使えます。うち、ダンボールの量もハンパないんですよね。世の中には、ダンボールを取っておく人間と捨てる人間の2種類がいると思いますが、ワタシは圧倒的に後者です。保管する場所がそもそもないし、箱を取っておくメリットって、ヤフオクやメルカリで売るときにアピールできるぐらいじゃない?(実際に箱の有無で価格が左右されるのってApple製品ぐらいのような気がするし……)

箱がないと、使わなくなったモノをしまうときに悩みますが、そこでこの梱包用フィルムを使います。ぐるぐる巻きにして押し入れにしまうだけ。透明なのでひと目で確認できるし、ホコリもつかないし、箱よりもかさばらないと良いことずくめですよ。

ユタカメイクの梱包用フィルム「ストレッチミニフィルム」(ヨドバシドットコムで570円)。幅100mmで長さ150m
切断したパイプをまとめた。中身が見えた方が回収する作業員にも危害が及びにくいと思われる
さすがに切断するのは素人に荷が重いスキーキャリアは粗大ゴミに。梱包用フィルムで2本をひとつにまとめた
ダンボールをまとめる
家電を収納前に包んでおけば、ホコリや汚れから守れる。これは20年前に購入した初代ルンバ。歴史的資料なので捨てずに保存しておく
小口 覺

ライター・コラムニスト。SNSなどで自慢される家電製品を「ドヤ家電」と命名し、日経MJ発表の「2016年上期ヒット商品番付」前頭に選定された。現在は「意識低い系マーケティング」を提唱。新著「ちょいバカ戦略 −意識低い系マーケティングのすすめ−」(新潮新書)<Amazon.co.jp>