藤原千秋の使ってわかった! 便利家事アイテム

モンベルの日傘、納得の性能で夏を乗り越えられそう
2026年5月20日 08:04
去年の3月、最高気温25〜27℃の日が続き、暑さに弱い筆者は絶望してこの日傘を買った。
正直なところ、筆者の倹しい金銭感覚において送料込みとはいえど日傘ごときに7,000円近い大枚を投じるには、いささかのためらいがないわけではなかった。しかし背に腹は代えられない。また、純粋に性能がいい晴雨兼用傘を使ってみたいという好奇心も、ネットショップでの「ポチ」を後押した。
ただの「折りたたみ傘」愛用歴だけでいえば40年以上にはなる。思えばさまざまな折りたたみ傘を使い継いできた。
謎に派手色な傘、軽くてとにかく小さい傘、華やかなフリルのついた傘(水はけが悪すぎて意味不明)、折りたたみのくせに長傘より重く永遠に手に取られない傘… …。
果たして届いた翌日から雨天、新しい傘は早速雨傘として活躍することになる。寒の戻った4月1日、娘の大学の入学式もやはり雨。
まだサンブロックの必要はないが重量135gと持ち重りしない。ただ、一度濡れると、薄くて小さい付属ケースには収まらない。そこで一計を案じる必要に気づいた。
後日、たまたま出先のダイソーで、黒ナイロンの裏側にマイクロファイバークロスの張られた吸水傘ケースを見つけた。入れると濡れたまま畳んだ傘との相性がすこぶる良く、また普段から傘を痛めず持ち歩く際にも重宝し、以降セットにして愛用することになった。
果たして夏前から真夏にかけての遮熱効果は間違いなかった。ありがとうUPF50+。頻繁に出歩いたが外出先で具合が悪くなることもなく、暑い季節を乗り越えることができたのだ。
屋外観戦した6月の体育祭も、7月から8月にかけての灼熱の学校説明会やオープンキャンパスにも、ひたすらこの傘を伴ってしのいだ。
最高気温39℃予報の昼日中、広げた傘の内側に指先を当てて温度を確かめる。外側は銀色で内側は黒色、いかな日差しを反射しているといっても地面から照り返した輻射熱をある程度吸って熱さはあるのではないかと予想していた。
しかしそこはさほどの熱を持っておらず、この事実に精神的に支えられた。確かに「私は守られている」という感じ。もちろん雨傘としても不意の豪雨の際に力強く助けられ、高いは高いけれど価格相応だなという納得感しかなかった。
それだけに適切な手入れは必要である(雨は案外汚い)。適宜、中性洗剤で軽く洗い濯いで乾かした後、ドライヤーの熱で撥水性を回復させるプロセスが要る。お出かけしない晴れた日に行なっておきたいところだ。
果たして「トラベル サンブロックアンブレラ 55」、2年目の使い心地はどうなるだろう。最近、日焼け止めガチ勢のJKに虎視眈々とお下がりを狙われているのだが、更年期の母は、こんないいものを当分手放すつもりはない。



