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スマートロックの電池にCR123A互換の充電器セットを買って、大幅コストカットになる!?
2024年3月22日 08:05
電池には「CR123A」という形がある。昔、フィルムカメラで使っていた記憶があるが、今や一般的には馴染み深い電池とは言えないだろう。自宅から最も至近のドラッグストアにはあったが、コンビニやダイソーには置いていなかった。
この電池、筆者は自転車用と自宅の玄関用のスマートロックに使っている。自転車用「セサミ サイクル」は3年前に導入して以来、まだ電池交換の必要がないが、玄関用「セサミ 3」はだいたい10〜12カ月ごとに交換している。
何カ月か前に、その玄関用のスマートロックの電池残量が残り少なくなった。ちょうど秋葉原へ行った時に「そういえばCR123Aを買わないとな」と思い出した。ドラッグストアや量販店では電池1つが400〜500円くらいする。玄関用スマートロックには2つ必要なので、約1,000円となる。1年に約1,000円のランニングコストが安いか高いかは微妙なところだが、せっかく秋葉原にいるのだから、できれば安く購入したい。
それで、ボタン電池を時々買いに行く秋月電子へ行ってみた。開発者や電気工作する人などがパーツを買いに通う店だ。コンビニなどと比較すると、ものすごく安いボタン電池が売っているのだ。
だが秋月電子では、安いCR123Aを見つけられなかった。半ば諦めつつ、同じくパーツの品揃えが多い、隣の隣にある千石電商へ行ってみた。すると同サイズの「wma-023 CR123A USB充電器セット」というものが売っていた。
CR123A互換のリン酸鉄リチウムイオン電池(16340)(3.2V)が、2つセットになった充電器。BESTONという、聞いたことのないブランドロゴが印字されている。だが千石電商にあるもので、筆者が知っているブランドの製品は、ほとんどない。
それよりも価格は1,870円。玄関用スマートロックで使うとすれば、ざっくりと2年以上使えば、通常のCR123Aを買うよりもコストが抑えられる。
【追記】通常のCR123A電池は充電できないため、今回紹介しているBESTONの製品は「CR123A互換」という表現に変更しました(3月22日19時27分追記)
買って帰り、自宅で充電してスマートロックに装着。今も、なんの問題もなく稼働している。すでに半年近くが経ったと思うが、まだ充電する必要はなさそうだ。
このままずっと充電式のCR123A互換電池を使い続けられれば、コストカットになりそう。自転車用スマートロックの電池も、もし電池残量がなくなったら、同じ充電池を1つ買い増そうと思う(1つ500円)。
だが問題は、年に約1回しか使わない充電器を、紛失することなく保管し続けられるか? だろう。
