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段ボール箱のサイズを最適化する「箱切り名人」はメルカリ民必須!
2025年4月16日 08:05
空の段ボール箱って、どうしてます? 宅配便などで送られてきた後の、不要な段ボールですよ。折りたたんで資源ゴミの日に出す人もいれば、こちらから発送するときのために取っておく人もいるでしょう。
メルカリやヤフオクに出品している人であれば、複数のサイズの箱をストックしているのではないでしょうか。「出したいときにちょうど良いサイズの箱がない」現象はありがちですしね。いつまでも、あると思うな、段ボールとカネ。
しかも、送料は箱のサイズで変わるので、なるべくフィットした箱で送りたい。さらに同じ料金サイズでも、送るモノが縦長だったり平べったかったり、形状に合わせた箱を必要とするので、結果として段ボール箱を溜め込みがちになってしまう。そして、量が増えすぎたからと捨てると、直後にその箱が必要なシーンが出てきたりするのも世の常です。
前置きが長くなりましたが、この問題を解決するのが、段ボール箱をリサイズするアイテム「箱切り名人」です。使い方はシンプルで、ガイドを段ボールのふちに合わせて、横方向にスライドさせるとミシン目がつき、そこから折り曲げれば狙った大きさの箱になります。
カッターだけでリサイズしていた時は、まっすぐ折れなかったり、4辺の高さが揃わないことが多々ありましたが、箱切り名人を使えば雑に作業しても、4辺がキレイに揃った状態で閉じられます。圧倒的にストレスが減りました。
送料のコストダウン効果が現れるのはこれからですが、宅急便であれば関東から関東地域への料金が、100サイズ(1,530円)・80サイズ(1,230円)・60サイズ(940円)ですから、1ランクあたり290円から300円安くなります。メルカリの発送で使う「らくらくメルカリ便」では、100サイズ(1,050円)・80サイズ(850円)・60サイズ(750円)なので、100円から200円安くなります。1回あたり平均150円安くなるとすれば、10回で元が取れる計算です。
送る内容物に段ボール箱をフィットさせるだけのシンプルなアイテムですが、隙間に詰める緩衝材の量も減らせますし、配送の効率化にもつながり、段ボール箱の再利用も含めて環境面への貢献も期待できそうです。