愛車Vektron S10をカスタマイズしました。詳細はe-bike Watchのレビュー「内装ギア快適っ! バッテリー容量大幅アップ!! ミニベロe-bike「Vektron S10」を本格的カスタマイズ!!!」に書きましたが、ギアを外装から内装へ交換しました。
以前のVektron S10は外装式のギアを搭載していました 外装ギアと比べると非常にシンプルになり、メンテナンスの手間も大幅に省けました そして実はこの内装ギア、シマノDi2対応。つまり電動でギアチェンジできる内装11段ギアなんです。中央に見えるシフターを軽く押すだけでギアチェンジ可能で、もちろん停車時でもギアを変えられます 現在入っているギア段数はディスプレイに表示されます。シフター長押しで、1段から一気に11段などにすることも可能 さて、カスタマイズ後、初のサイクリングをしましたので、内装ギアの使用感とともに、サイクリングの様子を写真と説明文でお伝えします。なお、この初サイクリングは10月半ばに行ないました。
青梅駅前から出発して青梅街道を奥多摩湖方面へ進むこと約12km、奥多摩大橋に到着しました。このあたりから徐々に奥多摩っぽい雰囲気になっていきます 青梅駅前から出発して青梅街道を奥多摩湖方面へ進むこと約12km、奥多摩大橋に到着しました。このあたりから徐々に奥多摩っぽい雰囲気になっていきます Vektron S10の内装ギアも絶好調。非常にスムースかつ静かにシフトアップ・ダウンができています。内装ギア自体がハブ(車輪軸)になっていますが、走行中にペダルを止めている状態でチチチチ的なラチェット音がしないのも非常に快適。鳥のさえずりなど自然の音がよく聞こえます カッコイイ奥多摩大橋。JR青梅線・川井駅(かわいえき)近くにある現代的な橋です 奥多摩大橋から約4km進むと、筆者が好きなポイントに到着。将門神社下の高台です。青梅駅から約16kmの地点で、ここまでの獲得標高は160mくらい。e-bikeならラクラク来られる距離と標高です この10%の坂を下ると爽快なんですが、下って奥多摩湖方面を目指すと長いトンネルばかり。なので、このまま青梅街道を上っていきます 青梅駅前から進むこと約21km。JR青梅線の終着駅・奥多摩駅(おくたまえき)に到着しました。ここまでの獲得標高は約210m。ここから先、奥多摩湖までは約8kmあり、ここからの獲得標高は約200m。Vektron S10なら楽しみつつ走れる距離と標高ですが、今回は別のルートへ。日原鍾乳洞方面へ向かう道です。約4.2kmくらいで獲得標高は80mくらい いい天気。この道はクルマなどの通りが非常に少なく、鳥の声や風が葉を揺らす音だけが聞こえてきます。内装ギア化したVektron S10は非常に静かに走行しますので、そんな音が非常によ~く聞こえます♪ 空がけっこう近い。風が出てきたので、そろそろ帰途へ 出発地点に戻りました。トランポで自宅へ帰ります。走行距離約50km、獲得標高約300mのサイクリングでした いや~Di2内装11段化したVektron S10、とても快適です♪ 実は外装ギアのときよりもギア比の幅が広がったVektron S10。カスタマイズ前のギア比は1.6~4.7でしたが、カスタマイズ後のギア比は1.4~5.6で、登坂がよりラクになり、スピードがより出せるようになりました。
Di2内装11段は、とりわけ登坂が快適。登坂途中にペダルを踏む力を弱めるか、一瞬ペダルを踏むのをやめ、シフター操作でギアチェンジできますが、それがホントに一瞬で済む。外装ギアで登坂中にギアチェンジする場合、ペダリングをうまく加減しながらギアチェンジしないとギアがうまく入らなかったりしますが、Di2内装11段だと「少しのシフター操作で常に即座にギアチェンジできる」という感覚です。とてもラクだし快適。
クセになる利便です、Di2内装11段。カスタマイズしてよかったわ~と大満足しております。