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パナソニック、ミャンマーとカンボジアにソーラーランタン4,500台を寄贈

 パナソニックは、ミャンマーとカンボジアに計4,500台のソーラーランタン「BG-BL03」を寄贈し、それに伴う記念式典を開催したことを発表した。

ミャンマーでのソーラーランタン寄贈式
ミャンマーでのソーラーランタン新製品発表会

 同社では2018年の創業100周年に向け、新興国・途上国の無電化地域に同社製ソーラーランタン計10万台を寄贈する「ソーラーランタン10万台プロジェクト」を進めている。今回の寄贈先であるミャンマーとカンボジアは、近年順調な経済成長を続けているが、農村部では今も電気のない生活を送る人々が多数存在するという。

 寄贈されるBG-BL03は、出力3.5Wの太陽光パネルで発電した電力をもとに点灯するLEDランタンで、周囲を360度照らせる。本体は約6時間で満充電でき、明るさ「強」で約6時間、「弱」で約90時間、連続使用できる。

パナソニックの「ソーラーランタン」。海外では販売もされている
本体には取っ手が付いており、持ち上げたり、立てかけておくことが可能

 本体サイズは133×138×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約400g。ソーラーパネルは186×206×39mm(同)、約630g。IP34相当の防塵/防滴構造を備えているため、雨天でも使用できるという。また本体には取っ手が付いており、本体を持ち上げたり、吊り下げて使える。携帯電話用の充電端子も用意する。

 なお、パナソニックではこれまで、カンボジアにソーラーランタン2,000台、ミャンマーにコンパクトソーラーライト3,000台を寄贈している。

小林 樹