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放熱構造付きの新口金を採用したLEDダウンライト

電球のように簡単に光源を交換できる

 東芝ライテックは、LEDの熱を外部に逃がす放熱構造を持った新口金「GH69h」を採用したLEDダウンライト2機種を3月14日から発売する。ダウンライト本体の価格は23,900円(税抜)から、発光部分の「LEDライトエンジン」は16,600円(同)から。

 ビルなどの施設用の照明器具で、FHT42形蛍光灯器具や、コンパクト型セラミックメタルハライドランプ70W形の置き換えを目指す。

 ソケットに放熱構造を持つことで、LED光源からの熱を器具側に放熱する。また、電源回路はLEDライトエンジン内ではなく器具側に設置されている。これにより、LEDライトエンジンは、6,000lmクラスの明るさと、78×24mm(直径×高さ)の薄い本体を実現した。

LEDライトエンジン
ダウンライト本体

 LEDライトエンジンは、光色や明るさが10機種用意されており、設置環境に応じて選択できる。さらに、セミオーダーの形で平均演色評価数がRa95と高い製品など16機種も用意される。対応照明器具もラインアップを拡大予定で、グレアレスタイプ、傾斜天井タイプなど5タイプ20機種を発売予定としている。

 東芝ライテックは、放熱構造付きの口金「GH76p口金」を採用したLED照明ユニットを2011年に発売しているが、これはLEDライトエンジン内に電源回路を内蔵していた。GH76p口金製品は、今後も併売される。

伊達 浩二