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パナソニック、手軽に交換できるLED光源「ソケッタブルダウンライト」

~長時間点灯するマンション、ホテルに適合

LEDソケッタブル ダウンライト(5,000K)

 パナソニック エコソリューションズ社は、手軽にLED光源が交換できる照明器具「LEDソケッタブル ダウンライト」全320機種を、6月1日に発売する。希望小売価格は、ダウンライト本体とLED光源の組み合わせで15,500円から31,300円。

 電球のように手軽に光源が交換できるLEDダウンライト。天井に設置されたダウンライト本体の中に、ソケット式の光源「LEDソケッタブル」を取り付ける。光源には工具なしで簡単に交換できるよう、滑り止めのリブと指が掛かる突起が備えられている。

 LEDソケッタブルには、明るさが100形/150形/200形の3種類、光色は2,700K/3,000K/3,500K/4,000K/5,000Kなど、全64品種が用意される。ダウンライト本体では、調光対応モデルなど全10品種が用意される。全320品種の組み合わせが可能で、光源を取り替えるだけで、空間のレイアウト変更に応じた最適な照明空間が実現でき、従来のダウンライトのような器具変更や工事に伴うコストが削減できるという。

ダウンライト本体
本体の中に、LEDソケッタブルを取り付ける

 LEDソケッタブルの光源は、高効率なワンコア(ひと粒)タイプとなっており、200形の光源の場合、同社のコンパクト形蛍光灯「FHT42形」のダウンライトと比べ、消費電力を約59%削減できるという。また、使用開始時と比べた寿命時の明るさは、蛍光灯の70%に対し85%と高いため、LED光源が寿命を迎えるまで明るく使用できるという。

 同社ではLED光源の寿命について、1日10時間365日点灯した場合は約10年だが、マンションの共用部やホテルのロビーなどで長時間点灯する場合は、5~6年程度で寿命になるとしている。そのため、光源が手軽に交換できるソケッタブルダウンライトを開発したという。

ホテルに設置した例
マンションに設置した例
レストランに設置した例

正藤 慶一