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シャープ、洗濯の終了を冷蔵庫が知らせてくれるAIoTドラム式洗濯乾燥機

 シャープは、AIoT機能により冷蔵庫が洗濯の終了を教えてくれる、機器連携対応のドラム式洗濯乾燥機「プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-W112」を、7月25日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は34万円前後(税抜)。

冷蔵庫と連携するドラム式洗濯乾燥機

 洗濯/乾燥容量が11kg/6kgのドラム式洗濯乾燥機。無線LANによるAIoT機能をさらに進化させ、スマートホームサービス「COCORO HOME」と連携する。天気情報に応じた洗濯アドバイスに加え、冷蔵庫からも洗濯機の運転終了を知らせてくれる「機器連携」が可能になった。

 キッチンで料理をしているときなど、冷蔵庫が洗濯の終了を音声で教えてくれる。タイムリーに洗濯物を取り出せて、家事をスムースにこなせるという。対応する冷蔵庫は、「SJ-GA55E/50E」「SJ-GX55E/50E」「SJ-GX55D/50D」で、いずれも無線LANを搭載。

 このほかスマートフォンの専用アプリでは、コースを選択して洗濯機に送信することも可能。洗濯物の種類に合った最適なコースで洗える。新たに「水着・ラッシュガードコース」や「ミニ座布団・クッションコース」も追加。また、カーテンなど洗い方に迷う洗濯物に最適なコースを教えてくれる「洗い方ナビ」も用意する。

本体正面

 手入れ面では、「乾燥フィルター自動お掃除機能」や「乾燥ダクト自動お掃除機能」などを引き続き搭載。乾燥フィルターに溜まったホコリは自動で集められ、ホコリを捨てるだけの簡単さで、手入れの手間を軽減できるという。乾燥フィルターをキレイな状態に保ち、風通しが良くなることで、乾燥効率の低下を防ぐとしている。
 予洗いに適した「超音波ウォッシャー」も搭載。約38,000回/秒の超音波振動で、皮脂汚れや食べこぼしの部分汚れなどを、洗濯前にサッと予洗いできる。

乾燥フィルター自動お掃除機能

 独自イオン「プラズマクラスター」も、ドラム内部に放出可能。洗濯槽やヒートポンプユニットのカビ菌の繁殖を抑制する「槽クリーンコース」や、家庭では洗いにくい衣類を手軽に消臭できる「消臭コース」なども用意する。

 本体サイズは、640×728×1,104mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約82kg。洗濯時の運転時間/消費電力量/標準使用水量は、約35分/65Wh/78L。洗濯~乾燥時の運転時間/消費電力量/標準使用水量は、約155分/600Wh/52L。カラーはシルバー系。

ドアを開けたところ

 このほか、無線LAN連携/超音波ウォッシャー/乾燥フィルター自動掃除が非搭載のドラム式洗濯乾燥機2機種も発売する。

 洗濯/乾燥容量が11kg/6kgの「ES-G112」と、10kg/6kgの「ES-H10D」で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、278,000円前後、198,000円前後(税抜)。

 カラーは順に、ゴールド系、ホワイト系。

「ES-G112」ゴールド系
「ES-H10D」ホワイト系