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パナソニック、「泡洗浄W」で、泡の量を増やして洗浄力をアップさせた洗濯機

 パナソニックは、洗浄時の泡の量をアップさせた「泡洗浄W(ダブル)」搭載の縦型洗濯乾燥機「NA-FW100S5」と、全自動洗濯機「NA-FA100H5」を、6月より順次販売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に21万円前後、15万円前後(税抜)。

縦型洗濯乾燥機「NA-FW100S5」(写真左)と、全自動洗濯機「NA-FA100H5」(同右)

 新たに搭載された循環ポンプにより、洗浄時の泡の量をアップさせた「泡洗浄W」で、洗浄力を高め、時短や節水も実現した縦型洗濯機。

 「泡洗浄W」は、給水時に洗剤液を泡立てるジェットバブルシステムに加え、循環ポンプで洗浄液を循環させ、泡の量を昨年モデルよりもアップさせた。衣類を多くの泡で包むことで、汚れとの接点を増やし、汚れを浮かせて洗浄するという。循環ポンプですすぎの水を効率よく使えるため、洗濯時間の短縮と使用水量の削減も実現した。

給水時に洗浄液を泡立てるジェットバブルシステムに加えて、新たに搭載された循環ポンプで、洗剤液を循環させることで泡の量をアップさせた

 縦型洗濯乾燥機「NA-FW100S5」には、衣類に温風を吹きかけ、温めながら洗浄する「温風つけおきコース」を搭載。常温の水では落ちにくい皮脂汚れや食べこぼしなどの油汚れも落とすとする。

乾燥用ヒーターを利用して、上から温風を吹きかけて衣類を温めながら洗浄する「温風つけおきコース」(イメージ図)

 他に、両機種とも柔軟剤の香りをしっかり浸透させる「フレグランスコース」や、衣類のヨレや型崩れを抑えて脱水できる「ソフト脱水」を搭載する。また、操作パネルのデジタル表示部(時間/洗剤量/水量)を大型化した上で、配色を工夫することで、視認性を向上させた。

 「NA-FW100S5」の本体サイズは599×648×1,071mm(幅×奥行き×高さ)。重さは47kg。定格容量は洗濯10kg、乾燥5kg。運転音は洗濯時約37dB、脱水時約37dB、乾燥時約45kg。

従来通りの「泡洗浄」機能を搭載する下位モデルもラインナップ

 「泡洗浄W」ではなく、従来同様の「泡洗浄」機能を搭載した縦型洗濯乾燥機と全自動洗浄機を、それぞれ6月下旬と上旬に発売する。

 縦型洗濯乾燥機「NA-FW90S5(洗濯9kg/乾燥4.5kg)」「NA-FW80S5(同8kg/4.5kg)」の店頭予想価格は、順に20万円前後、19万円前後(いずれも税抜)。

 全自動洗濯機「NA-FA90H5(洗濯9kg)」「NA-FA80H5(同8kg)」「NA-FA70H5(同7kg)」の店頭予想価格は、順に14万円前後、13万円前後、12万円前後(同)。