やじうまミニレビュー
ドラム式洗濯機がヌルヌルでヤバイ! 排水フィルター掃除の救世主を使ってみた
2017年2月16日 07:30
今回紹介するのは、小久保工業所の「ドラム式洗濯機用 毛ごみフィルター」。ドラム式洗濯機の排水フィルターに溜まる、糸くずや髪の毛などの細かなゴミをキャッチして掃除しやすくするアイテムだ。
メーカー名 | 小久保工業所 |
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製品名 | ドラム式洗濯機用 毛ごみフィルター 10枚入 |
実売価格 | 487円 |
ドラム式洗濯乾燥機を使っていると、何かと手入れが必要になる。基本的には、乾燥機能を使ったときは毎回「乾燥フィルター」を、月に1回は「排水フィルター」を掃除するよう促されている。乾燥フィルターは手入れをしないと乾燥時間が長くなるので意識して掃除しているが、排水フィルターは忘れがちになる。放置していると排水の異常を引き起こすのだが、日々の使用には問題がないためそのままにしておくことが多い。
しかし、たまに排水フィルターを開けるとそこには汚れがびっしり。洗剤が付着した髪の毛やほこり、糸くずがべちゃべちゃのぬるぬるになっていてかなりヤバイ。フィルターは網目状になっているので、ブラシで掃除をしても結構時間が掛かる。そんな面倒な排水フィルターの手入れを簡単にしたいと思い、この毛ごみフィルターを試してみた。
毛ごみフィルターは、伸縮性のあるポリエステルでできており、糸くずや髪の毛などの細かいゴミをキャッチしてくれる。排水フィルター(メーカーによっては異物フィルターともいう)に取り付けておくことで、ブラシなどで掃除する手間が省けるという。
本体サイズは、幅21cmで奥行き8cm。少し大きめにできているので、排水フィルターのサイズに合わせてハサミでカットして使う。各メーカーのドラム式洗濯機の排水フィルターにフィットしやすいとしているが、もし取り付けた状態で電源を入れたときにエラー表示が出たら、使用を中止するよう促されている。
自宅で使っている洗濯機は、パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機「NA-VX9300」。2013年に発売されたモデルだ。
装着するときは、まず排水フィルターを掃除するところからスタート。しっかり掃除したらその後、排水フィルターの取っ手側に毛ごみフィルターの凸部分を合わせる。内側は、排水フィルターよりも約5mm下の位置にくるようにし、はみ出る場合はカットする。細かな微調整は正直面倒だったが、エラー表示を出さないためにも説明書に従って使うようにした。
汚れがびっしり……! 手を汚さずにゴミ捨て完了
無事に装着できたら、排水フィルターを本体に戻し、後はいつもどおり洗濯する。洗濯機にエラー表示が出ることはなかったので、自宅の洗濯機では問題なく使えたようだ。装着してから1週間、約5回洗濯したところで排水フィルターの様子を見てみた。
すると、かなりびっしり汚れが付いている……! 見た目は気持ち悪いが、気分的にはスッキリ! それくらいフィルターは、髪の毛やほこりで汚れていた。そのままま凸部を引っ張ってみると、ヌルっと汚れも一緒に付いてくる。
排水フィルターからはみ出ないようにと、毛ごみフィルターは気持ち小さめにカットしていたので本体には少し髪の毛が残ってしまった。しかし網目に入り込んでしまうことはなかったので、手で簡単に取ることができた。
事前の準備は面倒だが、一度セットしてしまえば汚れに触れずに排水フィルターの掃除ができるのでかなり便利。もうひとつ良かった点としては、あまりにキレイに汚れが取れるので、排水フィルターを頻繁にチェックするようになったことだ。
これまでは気がついたら2カ月や3カ月、ひどいときは半年も手入れせずに放置してしまうことがあった。しかし、毛ごみフィルターを使うようになってからは、汚れの取れ具合を見るのが楽しみになり、2週間に1回はチェックしている。なお、フィルター交換のタイミングはゴミがいっぱいになったとき。我が家ではチェックする度に交換し、月に2枚消費するペースだ。
機種によってはエラーが出てしまうこともあるようなので、まずはお試し用の2枚入り(194円)を使ってみるのもアリだろう。