やじうまミニレビュー
忘れ物が多い人に朗報!? これでもう失くし物はゼロ!!
2017年2月14日 07:00
忘れ物や失くし物は誰もがするもの。仕事に出掛けるだけで、様々な忘れ物予備軍を携帯していかなくてはならない。ということで、忘れ物常習犯の筆者は、Bluetoothと接続して使う「忘れ物防止タグ」をいくつか持っている。その中の1つ、TrackR bravoを紹介しよう。
メーカー名 | TrackR |
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製品名 | TrackR bravo |
価格 | 3,229円 |
コインサイズの携帯しやすさがいい!
同種の忘れ物防止タグと同じような機能を備えており、スマートフォンと連携させたTrackRを、失くしたくない物に付けておく。設定により、スマートフォンとTrackRが離れた時(Bluetooth接続が切断された時)にアラートを鳴らす。スマートフォンとTrackRのどちらか、または両者を鳴らす設定が可能だ。
最大の長所は、シンプルで質感の高いデザインと、コインサイズの小ささ。500円玉よりも一回り大きく、少し厚いくらいの大きさで、バッグの中に入れておいても、まったく邪魔にならない。傷つくのを気にしなければ、コインケースに入れておいても良いくらいだ。
接続が切断された場所を、アプリで表示してくれるのも嬉しい。もし失くし物をした場合は、アプリを開けば、どこに忘れたのかがだいたい分かる。そのため、失くした物を最後に使った場所を、瞬時に思い出せるというわけだ。立ち寄った場所をリストアップして、1カ所1カ所をしらみつぶしに電話して回るということがなくなるのだ。
いつも携帯し、失くしたくない物に付け換えて使っている
こうした忘れ物防止タグで重要なのは、使い続けること。忘れ物は、防止タグを使わなくなった時に起こるはずだ。
筆者は、ズボンのポケットの入っている物と、バッグ1つだけは忘れたり失くしたりしない。問題は、荷物が2つ以上になった時だ。例えば、朝は雨が降っていたのに、昼過ぎから雨が止んだ日。道具だった傘が、単なる荷物になった瞬間に忘れてしまう。また、発表会でもらった紙袋などは、帰宅途中にカフェなどに寄ると、瞬時に忘れる(もちろん自覚しているので、大事な資料などは、メインのバッグに入れて帰社または帰宅する)。
ということで、普段はバッグに入れておき、いざ、2つめの荷物を持ち歩く際には、TrackRを取り出して紙袋に入れておく。これでバッチリだ。もしくは、仕事に持っていく必要のある物に取り付けておく。持っていくのを忘れたら、玄関を出た瞬間にスマートフォンが鳴り出すはずだ。
もう1つ、可能性を感じる機能が搭載されていることも付記しておく。失くし物をした時に、TrackRユーザー同士で見つけ合うという互助機能だ。Bluetooth接続が切れた自分のTrackRに、TrackRアプリを起動させたユーザーが近づくと、自分のアプリにTrackR(を付けた大事な物)がどこにあるか通知してくれるというもの。
爆発的にユーザーが広がらなければ、まったく期待できない機能と言えるが、同種の忘れ物防止タグには、同じような機能が必ず入っている。こうした他メーカーの忘れ物防止タグが、横断して連携するようになれば、少しは期待できるのに、と思う。今のところは、そうした提携の兆しはないのが残念だ。それでも、誰かの忘れ物を見つけて、お知らせしてあげたいと思いつつ、アプリを起動し続けている。