ニュース
南海電鉄、紛失防止タグ「MAMORIO」による忘れ物自動通知サービスを開始
2018年1月24日 16:17
南海電気鉄道はMAMORIOと共同で、紛失防止タグ「MAMORIO」および専用アンテナ「MAMORIO Spot」を活用した「お忘れ物自動通知サービス」を、ショッピングセンター「なんばパークス」と「なんばCITY」で導入したことを発表した。
「MAMORIO」は、ユーザーのスマートフォンとBluetooth接続させて使う紛失防止タグ。手元から離れて通信が最後に切断された場所を、スマートフォンで確認可能。また、他のMAMORIOユーザーが、なくしたMAMORIOの近くを通ると、その場所を知らせてくれる。
「お忘れ物自動通知サービス」ではさらに、ユーザーが「MAMORIO」を取り付けた所持品を紛失し、その忘れ物が導入施設の、紛失物センターなど所定の場所に届けられることが想定されている。その所定の場所にある「MAMORIO Spot」によって電波が検知されると、「MAMORIO」の位置情報を、自動的にユーザーのスマートフォンに通知するというもの。
同サービスは、「MAMORIO」を購入し、所持品などに取り付けるとともに、専用アプリをスマートフォンにインストールし、登録することで利用できる。
なお、「MAMORIO Spot」は、既に東京メトロや小田急電鉄、京王電鉄、西武鉄道などの鉄道各社、高島屋やJOYSOUNDなどにも設置されているが、関西地方では今回が初となる。