やじうまミニレビュー
飲物の補給用やアイシング用に! 氷が長持ちする真空断熱アイスコンテナー
2016年6月14日 07:00
暑くなってくると、心配になるのが熱中症。我が家にも小さな子どもがおり、学校のイベントやサッカー教室などで外に出ていることも多く、しっかりと熱中症対策をしなければならない季節になった。
そこで、今回は氷を長時間キープして持ち運べる氷専用の魔法びん「真空断熱アイスコンテナー」を紹介する。
メーカー名 | サーモス |
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製品名 | 真空断熱アイスコンテナー |
価格 | 4,145円 |
スポーツ大会でも大活躍! 氷をどんどん足せる
真空断熱アイスコンテナーは、氷専用の容器が2つ縦に入れられる魔法びんで、それぞれの容量は0.7L。1つの容器には角氷が約30個も入るので、合計で60個を持ち運べる。サイズは直径15cm×高さ25cmで重量は1kg。肩にかけられるストラップが付属している。
サーモスの説明によると、水分補給は常温よりも5℃〜15℃が吸収しやすく、スポーツのパフォーマンスなどが向上するという。
氷を持ち歩けば、飲物の補給用としてだけでなく、運動時のアイシング用としても使える。また、水筒の水がなくなってしまっても、常温のペットボトル飲料とアイスコンテナーの氷を足すことで、冷たい飲料を作れるのだ。
氷も2カ所に分けられ、専用の内容器は口径が広いので取り出しやすい。ただ、氷を取り出すときに、どのようにして取り出したらいいのか、困ってしまった。持参した箸で移したが、小さいトング等を付属してもらえると嬉しい。
車で移動するときは、大きいクーラーバッグに保冷剤をたくさん入れて、補充用の飲物を持って行けるが、自転車移動だと大きな荷物は運べない。だが、アイスコンテナーなら自転車のカゴに入って、気軽に持ち運べる。
我が家では、サッカー大会などで飲物がなくなったときに、ペットボトル飲料を購入するときがある。日中、外にいるとすぐにぬるくなってしまうが、アイスコンテナーの氷をマグやコップに追加して冷たさを維持できる。
7時間経っても氷が残っていた!
実際に、どの程度氷はもつのだろうか。運動会に持っていき、上にある容器の氷をいくつか取り出して使い、下の容器はそのままにしておいた。
上の容器は何度かフタを開けて使い、残った氷はかなり溶けて水になっていた。しかし、7時間経過しても、下の容器にあった氷は溶けることはなく、水も出ていなかった。
真夏のフェスにも重宝しそう!
夏といえば、野外フェスなども開催されるが、熱中症で倒れる人も多い。私もライブが好きでフェスに行くが、人が倒れる現場に何度か遭遇している。真夏のフェスでは特に注意が必要なのだ。
水分はしっかり摂っておきたいが、生ぬるい飲料はいまひとつ喉が通らず、知らないうちに水分不足に陥っていることがある。アイスコンテナーと小さめのマグがあれば、ペットボトルの飲料水を足して冷たい飲料をすぐに作れる。ちょっとした休憩時間に、しっかりと水分補給できそうだ。
一つの容器だけを使い、上に冷たいタオルなどを入れておくことも可能だ。氷のうを準備しておけば、スポーツ時のアイシング用としても使える。上の部分にゼリー飲料などを入れておくといった使い方もできるので、さまざまなシーンで活用できそうだ。
残念なのは、男子スポーツ用といったデザインしかない点。スポーツをする女子でも活用できそうなので、もっとデザインのバリエーションが欲しいところ。また、女性でも気軽に持ち歩けるような、もう一回りコンパクトなタイプがあると、さらに嬉しい。