読者投稿

50年経ってもいい音を聴かせてくれるラックスマンのアンプ

「わたしの思い出家電」は、自宅にある、もしくはあった懐かしい家電製品を、それにまつわる思い出とともに紹介する読者投稿コーナーです(編集部)

メーカー・製品名
ラックスマンのアンプ「L-507」

投稿者
マークさん

購入時期
1973年頃

購入時の金額
約90,000円

思い出

今から約50年前、大学1年生の夏、アルバイトで貯めたお金でラックスのアンプ「L-507」を、9万円ぐらいで買ったと思います。今も現役で、レコードを聴くといい音がしております。

買った当時はオーディオブームで、大学にはオーディオ研究会が有りました。会には入っていなかったのですが、紹介でNHK松山のFM放送「夕べのひととき」でレコード係を担当しておりました。放送局にあったのは、ダイアトーンのモニターとDENONのレコードプレイヤーです。カートリッジは、DENONの103だと思います。10年程前に買って、我が家のDENONで活躍しております。

卒業後、幕張メッセ(?)で行なわれていたオーディオフェアに行った事があり、その時、長岡鉄男さんをお見かけしました。学生時代に長岡さんの設計に基づいて合板で自作したバックロードホーンの事を懐かしく思い出しました。コストパフォーマンスに長け、いい音がしておりました。

その後、結婚し子供ができ、またアメリカへ出向で行った時も、ずーっと離さず聴いております。レコードが再ブームになり、L-507の活躍の場が広がりそうです。

2年前に退職し、今はゆっくりとコーヒーを飲みながら、レコードを聴く時間が持てております。今年は半年掛けて、吉田拓郎のレコードとCDを聴きました。50年前のレコードは、何度も聴いた為かシャリショリ、シャリショリ言っていますが、懐かしく聴いております。来年は中島みゆきにしようか、井上陽水にしようかと迷っている次第です。

今はマンション暮らしなので、平日に窓を閉め切って、1日30分前後聞いております。最近はクラッシックも聴くようになり、アシュケナージ、ブーニン、中村紘子のピアノ演奏、また小澤征爾のベートーヴェンもいい音がしており、L-507の良さを再認識したところです。

投稿募集

 「わたしの思い出家電」は、読者の皆様の思い出が詰まった懐かしい家電を募集しております。すでに捨ててしまったものでも、写真が残っていればOKです。AV家電でも構いません。

 お名前、お住まいの都道府県、製品名、品番、メーカー、購入時期、購入時の金額、その製品に関する思い出を300字前後でお書き添えの上、製品の画像を 編集部まで電子メールに添付してお送りください。メールの件名(Subject)には「思い出家電」とお書きください。画像の容量に制限はありませんので、なるべく高解像度のものをお送りいただけると幸いです。

 掲載された方には、Amazonギフト券1,000円分を差し上げます。なお掲載に当たっては、編集部で文章に手を加えさせて頂くことがあります。ご了承ください。

◎電子メール宛先:kaden-watch@impress.co.jp