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東芝、住宅用で“世界最高変換効率”のモジュールを搭載した太陽光発電システム

変換効率20.1%、出力250Wのモジュール「SPR-250NE-WHT-J」

 東芝は、住宅用太陽電池として“世界最高”の変換効率20.1%のモジュールを搭載した住宅用太陽光発電システムを、12月17日より発売する。モジュールの希望小売価格は191,625円。

 東芝が日本市場において独占契約を結んでいる、アメリカ・サンパワー社のシリコン単結晶系モジュール「SPR-250NE-WHT-J」を搭載した住宅用太陽光発電システム。同モジュールの最大変換効率は20.1%で、1枚当たりの出力は250Wとなる。面積あたりの発電量が高いため、一般的な発電効率の太陽電池モジュールと同じ面積の屋根に設置した場合、年間で約50%多く発電量が得られ、設置面積の省スペース化も図れるという。

 なおNEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)では、実用できる太陽電池モジュールの変換効率が20%になるのは2020年としているが、本製品は既にその水準に達していることになる。

 東芝では今後も積極的に太陽光発電システムの開発及び拡販を図り、2015年度に国内シェア15%を目指すとしている。

 SPR-250NE-WHT-Jのパネル面積は1,559×798×46mmで、重量は15kg。

設置イメージ図

正藤 慶一