東芝、ルーヴル美術館「モナ・リザ」の展示照明をLED化

~外観照明に続き、館内照明にもLED器具を提供
LEDで照らされることになった「モナ・リザ」

 東芝は、仏ルーヴル美術館と進めている照明改修プロジェクトの第二弾として、館内照明の一部を自社製のLED照明器具に置き換える。

 対象となるのは、レオナルド・ダ・ヴィンチ作「モナ・リザ」やダヴィッド作「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョセフィーヌの戴冠」など重要な絵画が展示される大型展示室「赤の間」で、2013年5月末までにLED化を行なう。

 また、メインエントランス「ナポレオン・ホール」の照明も2014年前半までにLED化する。

 東芝は、ルーヴル美術館の照明改修についてパートナシップを結んでおり、2010年から2023年にかけて建築物の外観照明を行なっている。すでに、第一弾として5月12日までにナポレオン広場全体のLED照明化が終了した。LED照明化によって、消費電力は従来比で73%削減されたという。

ピラミッドも含めて全体がLEDで照明される「ナポレオン広場」

 今回の室内照明のLED化は、これに続くもので、東芝はLED照明器具の提供と工事費用の支援を行なう。






(伊達 浩二)

2012年5月24日 12:17