エレコム、小型家電の落下を防止する耐震グッズ「マジックガード」

~電子レンジやオーブントースターを固定

 エレコムは、小型家電の転倒や落下を防止する耐震グッズ「マジックガード」を、12月下旬に発売する。重さ5kgまでの家電に使えるSサイズ「TG-MG1」、10kgまでのMサイズ「TG-MG2」の2タイプが用意され、希望小売価格はいずれも1,470円。

小型家電の落下を防止する耐震グッズ「マジックガード」。右の「マジロック」を家電に、左の「マジックテープ」を設置場所にそれぞれ貼り付け、固定させる。写真はSサイズMサイズ。マジロック、マジックテープとも4枚ずつ同梱される
設置イメージ。震度7相当の振動にも耐えられるという

 マジックガードは、トースターや電気ケトル、電子レンジといった、軽量で縦揺れに弱く、地震の振動で転倒や落下の恐れがある家電製品に使用する耐震グッズ。家電機器側に貼り付ける強力プラスチック面ファスナー「マジロック」と、家電を設置する場所に貼り付ける「マジックテープ」の2つで構成されており、これらがともに強力にくっつき合うことで、転倒や落下を防止するという。

 同社ではマジックガードについて、阪神淡路大震災、新潟中越地震など、震度7相当の振動テストにクリアしたとしている。前述のキッチン家電のほかにも、プリンタやモニタ、ハードディスクドライブなどパソコン周辺機器にも使えるという。

 1枚当たりのサイズは、マジロックのSサイズが35×20mm(幅×奥行き)で、Mサイズが35×40mm(同)。マジックテープはSサイズMサイズとも共通で50×50mm(同)。同梱枚数はいずれも4枚。軽量な小型家電専用で、大型の機器、重心が高い機器には使用できないという。Sサイズはオーブントースターや電気ケトル、Mサイズは電子レンジやホームベーカリーに向くという。

 なお、マジックテープ、マジロックは、いずれもクラレの登録商標。






(正藤 慶一)

2011年12月13日 14:38