日立グループ、電池事業を再編

~民生用は日立マクセルエナジーに集約

 日立製作所は、日立グループの電池事業を、用途別に再編成すると発表した。電池の用途を基にして、乾電池などの民生用、電気自動車などの車載用、企業向けの産業用の3つの分野に分割する。

 具体的には、民生用を日立マクセルエナジーに、車載用を日立ビークルエナジーに、産業用は新たに子会社化する新神戸電機の各社に集約する。従来、電池システム社が担当していた大規模産業用リチウムイオン電池についても、2012年1月1日付けで新神戸電機に移す。

 日立では、電池市場の各分野において、最終製品との連携が必要とされており、各事業が世界トップクラスの技術力と製品力を活用したソリューションを創出することで、市場の変化に対応していくとしている。






(伊達 浩二)

2011年11月25日 16:37