三菱電機、“インテリアとの調和”がテーマの黒い扇風機


 三菱電機は、インテリアとの調和を狙った扇風機「ハイポジション扇 R30J-HRM」を発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10,800円前後。

 高さが最長約105mmまで伸びるハイポジションタイプの扇風機で、インテリアに馴染みやすいよう、本体カラーをすべて黒で統一した点が特徴。同社では“モダンブラック”としており、ソファーや家具などに調和しやすいという。

 モーターには三菱電機独自の「全閉式モーター」を採用。チリやホコリの侵入を防ぎ、故障を未然に防ぐ構造となっている。また、モーター巻線の改良による高効率化を図っており、強運転時の消費電力は30/34W(50Hz/60Hz)で、同社では“省エネ設計”としている。

 また、操作パネルとリモコンには、オレンジ色の大きな「入/切」ボタンを採用。一目で位置が分かり、スムーズに操作できるという。

 このほか、強弱をつけて送風する「リズム風」、風当たり感を抑えた微風「ベビー風」などの機能も備えている。

 本体サイズは374×360mm(幅×奥行き)で、高さは845~1,045mmの間で調節可。重量は4.8kg。強運転時の風量は最大2,200立方m/hで、風速は最大2.9m/s。首振り角度は85度で、俯角は10度、仰角は20度まで。オフタイマーは1/2/4/6時間。運転モードはベビー/中/強の3段階。

 なお、本製品は4月より発売されているが、現在のところ品薄状態となっている。メーカーによれば震災後の節電ブームで予想以上の売れ行きとなっており、最盛期に繋がるよう全力を挙げているとい う。






(正藤 慶一)

2011年5月17日 13:53