ユニデン、FM放送を使った地震津波警報機「EWR200」

~緊急地震速報と緊急警報放送の両方に対応
ユニデン「EWR200」

 ユニデンは、FMラジオ放送の緊急地震速報(EEW)と緊急警報放送(EWS)を使用した、地震津波警報機「EWR200」を8月30日に発売する。価格はオープンプライスで、同社直販サイト「ユニデンダイレクト」の価格は6,980円。

 EEWは震度5弱以上の地震が予測された場合に、EWSは大地震や津波などの災害が発生した場合に放送される。本機は、この2種類の放送を受信すると、ラジオ音声とLEDフラッシュライトの点滅で、警報を行なう。EEWおよびEWSは無料で受信できるため、申し込み手続きや月額利用料などの負担なく、警報機を設置できるとしている。受信するのは76~90MhzのFM放送帯域で、導入時に設定が必要。

 電源はACアダプタだが、本体内にニッケル水素充電池を内蔵しており、停電時でも24時間以上の動作が可能としている。監視時の消費電力は1.0W。

 本体サイズは184×90×41mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約410g(ACアダプタ除く)。FM放送受信用のロッドアンテナのほか、外部アンテナ接続端子を備えている。






(伊達 浩二)

2010年8月24日 00:00