パナソニック、“ついうっかり”のこげつきを防ぐIHクッキングヒーター

　パナソニックは、こげつきを知らせる据置型のIHクッキングヒーター2機種を、9月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、オールメタルに対応した「KZ-KM22C」が18万円前後、鉄・ステンレスの鍋が使用できる「KZ-KG22C」が13万円前後。工事費はいずれも別となる。

KZ-KM22C	使用中のようす。KZ-KM22Cは右のIHがオールメタルに対応する

　ガスコンロに置き換えられる、据置タイプのIHクッキングヒーター。本製品では、同社のビルトインタイプに搭載されている「光火力センサー」を採用することで、煮込み料理などで鍋のこげを知らせる「こげつきお知らせ」機能が使用できる点が特徴となる。同機能は、光火力センサーが鍋底の熱を検知し、鍋底温度が上昇した際に同センサーが“こげつき”と判断。加熱を停止し、液晶とプレート上の光でユーザーに知らせることで、“ついうっかり”のこげつきが防げるという。

ビルトインタイプに採用されている光火力センサーを、据置タイプにも採用。厚さは約9mm薄くしている

「こげつきお知らせ」機能を新搭載。煮込み調理時に火力が「5」以下で約10分以上加熱した場合に作動する

フライパンや小鍋でも揚げ物が調理できるようになった

　また、光火力センサーの採用と制御プログラムの改良により、フライパンや小鍋でも揚げ物調理ができるようになった。例えば小鍋を使った場合、油が200gと少量でも揚げ物が作れるという。

　このほか、操作部や液晶の火力・タイマーの表示を、従来品の約1.2倍に拡大。より見やすさを向上させている。

　電源は単相200Vで、出力は4.8kW。KZ-KM22Cは右IHのみオールメタルに対応。鍋振りにも対応する。