パナソニック、温めながら体をほぐすマッサージチェア

 パナソニックは、温めながら体をほぐすマッサージチェア「温感 リアルプロ EP-MA70」を4月21日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は40万円前後。

「温感 リアルプロ EP-MA70」アイボリー製品設置イメージ

 前後方向だけでなく、上下、左右に動く独自のもみ玉「3Dモミメカ」を搭載したマッサージチェア「リアルプロ」シリーズの新製品。EP-MA70では、体の疲れをほぐす行為として、近年注目されているという温め機能を新たに搭載したのが最大の特徴。本体内蔵のもみ玉に小型設計のセラミックヒーターを搭載。加熱部が本体の布地を温めることで、首、肩、腰などの施術部をじんわりと温めることができるという。

上下・左右・前後に動く「3Dモミメカ」を搭載するEP-MA70では、もみ玉に小型のセラミックヒーターを搭載し、温めながらマッサージする機能を新たに追加した

 マッサージ機能では、独自の3Dモミメカとエアーバッグを融合させたマッサージを新たに3つ搭載した。まず、骨盤まわりのマッサージでは、周囲の筋肉をほぐすために、左右のエアーバッグを使って「ひねる」「ゆらす」動きを新たに搭載。次に肩甲骨まわりのマッサージでは、エアーバッグで肩を横から押さえて、背中からもみ玉で押し出す新しい動きを採用している。最後の脚回りのマッサージでは、足をストレッチさせる動きを新たに追加している。

骨盤回りのマッサージでは筋肉をひねって、ゆらす動きを追加肩甲骨のマッサージでは肩を両側からエアーバッグで押さえて、後ろからもみ玉で押し出す動きを追加脚回りのマッサージでは筋肉を伸ばすストレッチの動きを採用した

 本体には、コリや疲れに合わせて選べる6つの自動コースを搭載する。そのほか、気に入ったマッサージを繰り返しできる「そこもっとボタン」、使い方を音声でガイドする「音声ナビ」ボタンなどを備える。

本体には基本的な「手技」として5つが搭載されている。部位によってこれらの動きにアレンジを加え、合計108種の手技が搭載される

 使い勝手の面では、未使用時に脚のせ台を本体に収納できる「2WAYフォルム」を採用。マッサージチェアだけでなく、リクライニングチェアとしても使用できるとする。

使用時の本体マッサージしない時は脚のせ台を本体に収納し、リクライニングチェアとしても使用できる

 リクライニング時の本体サイズは950×2,020×660mm(幅×奥行き×高さ)、リクライニングしていない時のサイズは950×1,220×1,150mm(同)。重量は約85kg。消費電力は120W。本体カラーはアイボリーと黒の2色。




(阿部 夏子)

2010年3月4日 15:41