東芝、沸騰をブザーで知らせる電気ケトル

「電子ケトル PHK-800R」。左上から時計回りでPHK-800R、ミルキーホワイト、アクアブルー、PHK-800のラテベージュ、PHK-800Rのショコラブラウン

 東芝ホームアプライアンスは、沸騰をブザーで知らせる「電子ケトル PHK-800R」を2010年2月1日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は8,000円前後。

 容量0.8Lの電気ケトル。従来の電気ケトルは、お湯の沸騰すると自動的に通電が切れる、通電ランプが消えるなどの機構はあったが、音で沸騰を知らせるものはなかった。PHK-800Rでは、本体にマイコン制御を搭載し、お湯の沸騰をブザーで知らせる「マイコンお知らせブザー」を搭載したのが最大の特徴。

 本体の消費電力は1,300Wで、マグカップ1杯(約140ml)を沸騰させるにのにかかる時間は約72秒。

 安全対策としては、ボタンを押さないとお湯が出ない「出湯ロック」機能、本体が倒れてもお湯がこぼれにくい「転倒湯漏れ防止」機能、電源プレート設定部にほこり、水が入りにくい「電源プレート接点カバー」、空だき防止機能など設計構造に4つの機能を搭載した。それ以外にも、沸騰開始後10分後に自動で電源が切れる「マイコンオートパワーOFF」機能、本体が熱くなりにくい二重構造など充実した安全対策機能を備える。

 使い勝手の面では、電源コードを巻き取るコードリールを電源プレートに内蔵したほか、内容器の内部までしっかり洗えるように口を直径11.5cmの広口とした。

 本体サイズは、150×215×190mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1.02kg。消費電力は1,300W。本体容量は0.8L。本体カラーはミルクホワイト、アクアブルー、ショコラブラウン。

ミルクホワイトアクアブルーショコラブラウン

 下位機種としてコードリールを内蔵しない「PHK-800」も同時発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は7,000円前後。本体カラーはミルクホワイト、アクアブルー、ラテベージュの3色。

「PHK-800」ミルクホワイトアクアブルーラテベージュ




(阿部 夏子)

2009年12月24日 17:16