パナソニック、6通りの使い方ができるヘアーアイロン

ヘアーアイロン マルチ EH-HW51

 パナソニックは、アタッチメントを付け替えることで6通りの使い方ができる「ヘアーアイロン マルチ EH-HW51」を2010年3月1日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は8,000円前後。

 ストレートヘアー、カールヘアー、ボリュームヘアーなどスタイルの異なる髪型を1台で作れるヘアーアイロン。同社では、様々なヘアースタイルを日替わりで楽しみたいという女性のニーズに応え、1台で6通りのスタイルが作れる製品を開発したとする。

1台で6通りのヘアースタイルが楽しめるという

 本体にはストレートヘアー用の「ニュアンスストレート」、頭頂部にボリュームを出すための「ボリュームアップ」、直径の異なるカール用アタッチメント3種類、計5種類のアタッチメントが付属する。カールの直径は26mm、32mm、38mmの3種類。また、アタッチメントを付けていない状態では、髪に動きを付けた「ニュアンスストレート」スタイルが作れるという。

 また、初心者でも扱いやすいように、カール用アタッチメントの形状を改良した。

 これまで、カールヘアー用のヘアーアイロンではアイロン部分が露出した造りになっており、髪をアイロンに巻き付けるようにしてカールを作っていた。EH-HW51では安全性に配慮して、アイロン部分を外側に露出しない造りを採用。さらに、髪をアイロン部分に巻き付けるのではなく、挟み込んで、滑らせるだけでカールヘアーが作れる方法を採用している。作り方は、まず髪の根元の方をアイロンで挟んで、本体を180度回転させたあと毛先側に滑らせるようにするだけとする。

カールヘアーを作るまでの手順

 アイロン板の表面には、髪の乾燥を防ぐ「グロスコーティング加工」を新たに施した。これは、アイロン板の熱により蒸発した髪の水分を髪に戻しやすくするもので、カラーリングに色落ちを防ぐ、髪がしっとりする、まとまりやすくなるなどの効果があるという。

アイロン表面で蒸発してしまう髪の水分をコーティングで守り、髪に戻るようにするという「グロスコーティング加工」

 アイロン部の温度は130~170℃まで5段階で調節可能。電源を入れてから使い始められるまでの時間は約1分。本体には自動変圧機能が付いており、海外使用にも対応する。

 本体サイズは45×42×290mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約350g。最大消費電力は400W。本体カラーは白。

 下位機種として、ストレート、ボリュームアップ用のアタッチメントを省略した「EH-HW31」と、カール32mmのアタッチメントのみが付属する「EH-HW10」も同時発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、EH-HW31が7,000円前後、EH-HW10が5,000円前後。

 またグロスコーティング加工が搭載されたストレートヘアー専用の「ヘアーアイロン ストレート EH-HS40」も同時発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6,000円前後。

26mm、32mm、38mmのカールヘアー用アタッチメントが付属する「EH-HW31」32mmのカール用アタッチメントが付属する「EH-HW10」ヘアーアイロン ストレート EH-HS40




(阿部 夏子)

2009年12月15日 17:04