オムロン、太陽電池で駆動する「ソーラー自動血圧計」

 オムロン ヘルスケアは、太陽電池で駆動する血圧計「オムロン上腕式手動ソーラー自動血圧計 HEM-4500-SOL」を2010年1月25日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は12,800円前後。

 太陽電池を電源とする血圧計。本体背面にはソーラーパネルを搭載し、パネルを日光に当てることで、本体内蔵の充電池に充電される。約4時間の充電時間で約40回の測定ができるという。充電池の充電回数は設置環境によっても変わるが約300回。

オムロン上腕式手動ソーラー自動血圧計 HEM-4500-SOL本体の背面には充電用の太陽電池を搭載する

 同社の家庭用血圧計では、血圧測定時の腕への加圧は自動で行なうが、HEM-4500-SOLでは、ポンプを使って手動で加圧する必要がある。

 充電池を電源とした場合の測定回数は約280回。また、本体は電池駆動にも対応する。単四アルカリ乾電池2本を電源とした場合、約1,500回の測定が可能。

 同社では、電源を太陽電池とすることで、乾電池のゴミが減るほか、CO2排出量の削減にもつながるとしている。また、乾電池の入手が困難な地域でも使えるとし、血圧測定の実地可能地域が広がるという。

 なお、オムロンヘルスケアマーケティングのホームページでは、12月21日よりHEM-4500-SOLの先行販売予約を行なう。





(阿部 夏子)

2009年11月10日 17:28