パナソニック、骨レベルが測定できる体組成計



EW-FA31の使用イメージ 
 パナソニックは、「骨レベル測定機能」を搭載した体組成計「体組成バランス計 EW-FA31」を、11月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,000円前後。

 体重をはじめ、体脂肪率や基礎代謝などのデータが計測できる体組成計。本製品では、は、骨粗鬆症対策で骨の健康を気にする人が特に女性で増えていることから、「骨レベル測定機能」を搭載した点が特徴。体重に占める骨の重さの割合を10段階で示し、さらに「低い/標準/高い」という3段階の目安も表示する。これにより、骨の状態が一目で分かるという。

 なお、骨レベルの測定には、医療機関で使用される「骨量計測装置(DXA装置)」のデータベースと、体重に電流を流してその抵抗値から脂肪量を計測する「インピーダンス計測法」のデータベースという、2つのデータベースを組み合わせた独自の算出アルゴリズムを採用する。

 また、2ケタの暗証番号で測定結果を他人に見られることを防ぐ「データシークレット機能」も搭載。初回設定値からの増減も確認できるという。

 このほか、皮下脂肪の測定にも対応する。

EW-FA31
 本体サイズは302×341×50mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1,400g。測定項目は、体重/BMI/体脂肪率/皮下脂肪率/内臓脂肪レベル/基礎代謝/筋肉レベル/骨レベル/体組成年齢/体のバランス年齢。

 下位機種としてEW-FA21も発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6,500円前後。EW-FA31は手で本体のハンドルを持ち上げて測定するが、EW-FA21は本体の上に乗るだけで測定する。そのためEW-FA21では、皮下脂肪の計測は下半身のみとなる。また内臓脂肪レベルは、EW-FA31は0.5レベル刻みなのが、EW-FA21では1レベル刻みという違いがある。こちらは本体色に、シルバー/ピンク/グリーンの3色が用意される。

EW-FA21 シルバーピンクグリーン



(正藤 慶一)

2009年8月31日 15:59