東芝、吸込仕事率が向上したサイクロン式掃除機「メガホイール」

 東芝は、吸込仕事率が向上したサイクロン式掃除機「メガホイール VC-CY200D」を7月10日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万円前後。

メガホイール VC-CY200D レッドシルバー

 直径約18cmの大径タイヤを本体の両サイドに搭載した「メガホイールデザイン」が特徴のサイクロン式掃除機。左右の大径タイヤにより旋回幅を抑え、狭い場所でも簡単に方向転換ができる。タイヤにはソフト加工が施されているため、段差なども楽に乗り越えられるという。

 

直径約18cmの大径タイヤ搭載で小回りが効くという
 

 VC-CY200Dでは、吸込仕事率が従来の570Wから580Wに向上した。本体内部には吸込仕事率を持続させるために、吸い込んだ気流でフィルターのチリをたたき落とし、ゴミを脇に寄せて空気の通り道を確保する「ダンク吸引サイクロン」、ハンドルを動かした際の振動でプリーツフィルターのホコリを落とす「フィルターお手入れハンドル」、チリが再び着くのを防ぐ「ダストブロックシャッター」などが搭載されている。

 ヘッド部分は、重量490gで従来機種より約30g軽くなった「自走式コンパクトパワーヘッド」を採用。ヘッドの上面2箇所には、床上のチリやホコリを吸い込むための吸込み口「床状ダストゲッター」を設けた。また、ゴミを絡みにくくするために、回転ブラシの軸を太くしたことで自走性も向上しているという。

 排気対策としては、0.5μm以上の微細塵を捕らえる「高集塵&脱臭プリーツフィルター」「ゼオライト脱臭フィルター」を搭載しているほか、抗菌・ウイルス抑制効果のある「フラボノイドフィルター」を採用している。

「高集塵&脱臭プリーツフィルター」と「ゼオライト脱臭フィルター」搭載で、0.5μm以上の微細塵を捕らえるという

 運転モードでは、掃除の状態を感知し自動で適した吸引力に制御する「エコ自動モード」を搭載する。

 本体サイズは、266×352×250mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.7kg。消費電力は1,000W。集塵容量は0.7L。本体カラーはレッドとシルバーの2色。





(阿部 夏子)

2009年6月16日 17:30