ニュース
タイガーのフードジャーで忙しい朝のお弁当作りがラクになる?
2025年9月8日 15:05
タイガー魔法瓶から9月1日に発売されたばかりの「真空断熱フードジャー MKL-W型」の製品体験会に参加してきた。今回のモデルは、シリーズ初となるパッキン一体型せん「らくらくキャップ」の採用や、本体含む全パーツが食器洗い乾燥機に対応するなど、手入れのしやすさが向上しているのが特徴だ。直販価格は4,180円~4,730円。
20代から60代の男女867人を対象に行なったアンケートでは、週1以上お弁当を作っている人が全体の約4割を占め、その多くが昨今の物価高を理由に挙げていた。一方で、お弁当を作らない人も多く、理由としては「作るのに時間がかかるため」という回答が最も多い。お弁当を作る人でも、半数以上は調理にかける時間は20分未満と、忙しい朝の時間をできるだけ短縮したい意向がうかがえる。
お弁当では、ご飯やおかずを詰めた後に冷ます工程が必要だが、その手間を省けるのがフードジャー(スープジャー)。スープや料理を温かいまま持ち運べるため、冷ます必要がなく、詰めてすぐに持ち出せるのが利点だ。
実際にお弁当ユーザーの半数が使用しているフードジャーだが、人気の理由は「汁物が入れられる」ことに加え、「一品で成立するため」など、用意にかける時間が少なくて済む点にある。
「真空断熱フードジャー」は400ml、500ml、750mlの3サイズをラインナップ。400mlの「MKL-W040」はスープや汁物向け、500mlの「MKL-W050」は具材の大きなスープやお粥に、750mlの「MKL-W075」は麺類やカレー、シチューに適しているという。カラーはバーミリオン、イーグレットホワイト、クラウドブルーの3色展開だ。
製品体験会では、スーパーエコごはん研究家の桃世真弓さんが実演を行なった。750mlサイズのフードジャーを使い、「麻辣湯」と「冷やしおでん」を調理。「麻辣湯」は火の通りやすい食材を選び鍋1つで仕上げることがポイントで、「冷やしおでん」には自然解凍できる冷凍食品を活用した。
また、温かい料理を入れる前はお湯を、冷たい料理を入れる前は氷水をそれぞれ30分以上入れておくと保温や保冷効果が高まると紹介された。この方法は本製品に限らず、フードジャー全般で応用できそうだ。
さらに400mlサイズを使った「抹茶ババロア」も披露された。冷凍フルーツやあずきを加えることで保冷効果を持続させられるという。2時間前に詰められたアイスクリームも紹介され、冷凍フルーツを一緒に入れることで溶け切らずに形を保っていた。
冒頭でも紹介した通り、シンプルなパーツ構成で全てが食器洗い乾燥機に対応するため、「真空断熱フードジャー MKL-W型」は日常的に使いやすいお弁当アイテムとなるだろう。
このほか、より保温/保冷効果がアップする「真空断熱フードジャー 専用ポーチ」を10月1日に発売予定。400ml/500mlサイズが入る「MKL-Z50P」と、750mlが入る「MKL-Z75P」の2種類をラインナップする。フードジャーに合わせた3色を展開する。直販価格は順に2,180円、2,280円。
さらに、限定販売製品として「真空断熱ボトル」を9月1日に発売した。こちらも同じ3色展開で、容量200mlの「MMP-C020」、同350mlの「MMZ-C035」、同500mlの「MMZ-C050」を揃える。直販価格は3,850円~4,290円。