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ルンバ初のローラーモップ登場 温水洗浄で徹底掃除の最上位機

Roomba Max 705 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション

アイロボットジャパンは、ロボット掃除機ルンバのフラッグシップモデル「Roomba Max 705 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」を8月29日に発売する。価格は179,800円。レンタルの「ロボットスマートプラン+」利用時の料金は月額7,980円。

4月にラインナップを一新して6機種を発売したルンバ。これらに加え、新たに最高レベルの吸引力とルンバ初となるローラー式の水拭きモップ、モップ自動洗浄機能も備えた究極の“オールインワン ルンバ”が登場。この新製品で全ラインナップがそろう形になる。

Roomba Max 705 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーションは、ルンバで初めて「PowerSpin ローラーモップ with PerfectEdge」を搭載。

水拭きを常に清潔なモップで行なうために、ルンバ初の温水拭き掃除機能を採用し、従来比10倍の拭き取り力を実現した。ローラーモップには伸縮機能を兼ね備え、壁ぎわなどの水拭き時にローラーモップが自動的に伸びて、汚れが残りやすい壁ぎわや家具周り、部屋のコーナーなど隅までカバー。

充電ステーションには、従来の機能にルンバ初の温水によるローラーモップ洗浄機能を追加。デザイン面では木目調のプレートを採用した。

木目調のデザインも採用

温水の水拭きと強力な回転ローラーモップ

ルンバ初となる温水を使用した水拭き掃除機能と、毎分200回転で安定した圧力を加える「PowerSpin ローラーモップ」により、従来モデルRoomba 105 Combo ロボットと比べると、コーヒーを掃除した場合に10倍の拭き取り力を実現。ローラーモップは壁ぎわまで伸びることで水拭きのカバー範囲を拡大、隅まで徹底して掃除する。

底面
モップを洗浄しながらキレイな面で掃除
ローラー部がスライドして横に伸びる

また、カーペットを濡らさないために、業界初搭載とするローラーモップカバーがカーペットを自動検知してモップを保護。本体だけでセルフクリーニングする機能により、掃除中も温水でモップについた汚れを落としながら清掃して清潔な状態を保つ。水温は40℃/72℃/常温から選べて、温水は充電ステーションからロボット本体へ給水して使用する。

このPowerSpin ローラーモップ with PerfectEdgeに加え、2種類のブラシを備えた4段階クリーニングシステムを採用。2本のエッジクリーニングブラシが回転して微細なゴミまでかき出す。吸引力はRoomba 600シリーズ比で最大175倍。「ルンバ史上最高レベルの清掃力」としている。

ローラーモップが伸びて壁ぎわまで掃除する様子

部屋の間取りを素早く把握するために、4月の新ルンバから新たに搭載されたLiDARセンサー「Clear View Pro LiDAR」がマッピング。暗い場所でもムダなく高精度に掃除する。

障害物回避には、PrecisionVision AIテクノロジーで、コード、靴、ペットの排せつ物などの障害物を、認識・回避。Roomba Maxの2機種は間取りや家具が立体的に表現される3Dマップに対応し、掃除した場所を確認しやすくなっている。

本体デザインは、天面のLiDARの突起を隠して収めることでスッキリした形を実現。ベージュをアクセントにファブリック風の異なるテクスチャーを組み合わせた。

LiDARセンサーが飛び出ていないフラットな本体デザイン

新しい充電ステーションは、最大75日分のゴミを自動収集するAutoEmpty機能、ルンバ初となる最大8週間連続で使用可能な温水ローラーモップ洗浄を装備。洗剤も新しい「StayClan 床用濃縮洗剤」の自動投入機能が追加。掃除の全自動化を進めた。前面には木目調のプレートを使い、本体と一体感を持たせたデザイン。

充電ステーションに収まっている状態

本体サイズは36.6×37.2×10.5cm(幅×奥行き×高さ)、充電ステーションは43×45.6×43.2cm(同)。本体カラーはブラック。

付属品は、AutoWash充電ステーション(紙パック装着済み+交換用紙パック×1)、電源コード、交換用デュアルエッジクリーニングブラシ、交換用フィルター、洗剤サンプル(30ml)、お手入れツール。

新モデルの主な特徴
ルンバの全ラインナップ

床用の濃縮洗剤も新開発

新開発の洗剤「StayClean 床用濃縮洗剤」

Roomba Max 705 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーションとセットで使える「StayClean 床用濃縮洗剤」を9月末に発売。新モデルの洗剤自動投入機能に対応し、清掃用の水と自動的に混合してロボット本体に投入。水だけの拭き掃除よりも効果的に汚れを除去するという。価格は4,500円。

容量は300ml(約180回分)。使用時は水1Lに対して5ml注入(200倍希釈)する。

対応モデルは、多機能充電ステーションを搭載したRoomba Combo j9+、Roomba Combo 10 Max ロボット + AutoWash 充電ステーション、Roomba Plus 405 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション、Roomba Plus 505 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション、Roomba Max 705 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション。