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パナソニック、暑い人も寒い人も快適に過ごせるルームエアコン

「CS-X406C2-W」

 パナソニックは、一人ひとりの「暑い/寒い」の感覚を見分ける、「温冷感センサー」を搭載したルームエアコン「Xシリーズ」を10月下旬に発売する。容量2.2kW~8.0kWの全12機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は24万円~37万円前後(税抜)。

 奈良女子大学と共同開発した独自の温冷感推定アルゴリズムを用いた「温冷感センサー」を搭載したルームエアコン。高解像度のサーモグラフィーで人や部屋の温度をきめ細かく測定し、独自の解析技術により人の表面温度と周囲温度を識別する。

 これにより、独自のアルゴリズムで「暑い」と感じているか「寒い」と感じているかを判断。「暑い」と感じている人には温風をひかえめに、「寒い」と感じている人には温風をしっかり届ける細かい気流制御を行なうことで、温冷感が違う人が同じ場所にいても、それぞれの快適さを向上できるとしている。

「温冷感センサー」の仕組み

 また、新静音設計で、実感音(SONE値)が従来品の1/5の静かさを実現。「今すぐ静かにしてほしい」というニーズに対応した、ワンボタンで静音化する「しずかモード」も搭載している。

 足もとをしっかり暖める約35℃の足元暖房、エアコンを清潔に保つ「UV&Ag+除菌」、「カビみはり」機能も従来モデルより継承される。

 このほか、排熱を暖房エネルギーに有効活用する「エネチャージシステム」を搭載した「WXシリーズ」も同時に発売される。容量4.0kW~8.0kWの5機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は33万円~42万円前後(税抜)。

鈴木 恵理